ソニーマーケティングは9月13日、シリーズ最高画質という“プレステージサイバーショット”「サイバーショット DSC-R1」を11月18日より販売すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は12万円前後。
新製品は先にSony Electronicsから発表されていたとおり、21.5×14.4ミリという大型のCMOSセンサー(有効1030万画素)を搭載するレンズ一体型のハイエンドデジカメ。レンズは光学5倍のカールツァイス「バリオ・ゾナーT*(スター)」で、焦点距離は24〜120ミリ(35ミリ換算)。F値は2.8〜4.8。
搭載されているバリオ・ゾナーT*の表面には「T*(スター)コーティング」が施されており、光の反射が原因で起こるゴーストやフレアを防止し、コントラストが高くヌケの良いクリアな画質を実現したという。
背面には、2インチ(13.4万画素)のフリーアングル液晶を搭載。液晶の輝度は600カンデラと高く、直射日光下でも被写体を確実に確認できる。0.44インチ(23.5万画素)のカラービューファインダーも備える。ホワイトバランスや露出など、各種設定を反映させた映像を液晶およびビューファインダーに映し出す「フルタイム・ライブビュー」機能も搭載するため、より仕上がり時のイメージをつかみいやすい。
画像処理エンジンには「リアル・イメージング・プロセッサー」を搭載し、起動時間 約0.68秒、レリーズラグ 約0.0075秒、シャッターラグ 約0.29秒、撮影間隔 約1.03秒という高速な動作を実現している。本製品への搭載にあわせてオートホワイトバランスの精度も高められた。色再現モードには、「スタンダード」と原色を強調する「ビビッド」、より広い色空間表現を可能にする「Adobe RGBモード」を備え、プロユースにも対応する。ISO感度も160から3200まで幅広く調整できる。
記録メディアにはメモリースティック/Duoもしくはコンパクトフラッシュを使用。マイクロドライブも利用できる。アクセサリーも豊富に用意され、ワイドエンドコンバージョンレンズ(VCL-DEH08R)、テレエンドコンバージョンレンズ(VCL-DEH17R)、レンズアダプター(VAD-RA)、クローズアップレンズ(VCL-M3367)などが販売される。主な仕様は以下の通り。
製品名 | DSC-R1 |
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撮像素子 | 有効1030万画素 CMOSセンサー(21.5mm×14.4mm) |
レンズ | 光学5倍 カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ |
焦点距離 | 35ミリ換算 24-120mm |
記録画素数 | 3888×2592/3264×2176/2784×1856/2160×1440/1296×864 |
記録メディア | メモリースティック/コンパクトフラッシュ |
ファインダー | 電子式0.44インチTFT |
液晶 | 2インチTFT |
感度 | 自動、160/200/400/800/1600/3200 |
撮影モード | オート、プログラムオート、シャッタースピード優先、絞り優先、マニュアルシーンセレクション(夜景/夜景+人物/風景/ポートレート) |
シャッタースピード | オート:1/8〜1/2000秒、プログラムオート:1〜1/2000秒、絞り優先:8〜1/2000、シャッタースピード優先:30〜1/2000、マニュアル:30〜1/2000秒 (タイム:180秒まで) |
幅×高さ×奥行き(ミリ) | 139.4×97.7×156.0 |
重量(本体のみ) | 約926グラム |
市場想定価格 | 12万円前後 |
発売日 | 11月18日 |
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