日立のHDD+DVDレコーダー「Wooo」に「ザ・ダブル地デジ」と銘打った新モデル4製品がされる。その名の通り、地上デジタル/BSデジタル/CS110度の3メディア対応デジタルチューナーを2つ搭載し、HDD+DVDレコーダーとしてはデジタル放送の2チャンネル同時録画を実現した初の製品だ。
ラインアップは、1TバイトのHDD容量を誇るフラグシップモデル「DV-DH1000W」を筆頭に、500Gバイトの「DV-DH500W」、250Gバイトの「DV-DH250W」、そして160Gバイトの「DV-DH160W」。いずれもデジタルチューナーを2つ搭載し、さらに地上波アナログチューナーとMPEGエンコーダーを搭載。デジタル放送同士、もしくはデジタル放送+地上波アナログ放送の同時録画を可能にした。デジタル放送時代の本格的な幕開けを見据えた製品群といえる。
DVDマルチドライブは共通で、DVD-R/DVD-RW/DVD-RAMへのダビングに対応。各モデルの違いは、HDD容量のほか、上位3製品がHDMI端子を装備していること。さらに上位2製品はハイビジョン録画した番組をD-VHSやほかのi.Link端子装備のHDDレコーダーへのムーブが可能など、細かな相違点がある。各製品の相違点は下表を参照してほしい。
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今回、試用したのは250GバイトのHDDを内蔵した「DV-DH250W」。BSデジタルなら最大25時間、地上波デジタルなら最大31時間のハイビジョン録画(TS録画)が可能だ。HDMIは搭載しているが、i.Linkは非搭載のため、ムーブは検証していない。なお評価に利用したのは試作機のため、一部の機能利用に制限があったことを事前にお断りしておく。
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