マランツは10月25日、ステレオ再生専用SACDプレーヤー「SA7001」とFM/AMチューナー「ST7001」の2製品を11月より順次販売すると発表した。価格はSA7001が6万3000円、ST7001が3万1500円。
SACDプレーヤー「SA7001」は、D/Aコンバーターなどの主要部分に上位モデル「SA8400」と共通のパーツ(D/Aコンバーターは1ビットDSD信号に対応するシーラスロジックの「CS4397」)を使いながら価格を押さえたモデル。
同社オリジナルの高速電圧増幅モジュールを使用した電流帰還型回路を採用し、SACDに記録されている大容量の情報を広帯域/ハイスピードで再生することが可能になっているほか、線路長を可能か限り短くした内部レイアウトや、デジタル/アナログ/表示管系をそれぞれトランスの捲き線から別回路に分岐させるなど、細かな部分にまで配慮されている。本体サイズは440(幅)×126.5(高さ)×335.5(奥行き)ミリ、6.3キロ。
FM/AMチューナー「ST7001」は放送局を最大で100局までプリセットできるほか、内蔵時計によるプログラムタイマーを搭載したモデル。プリセットはA〜Jにそれぞれ10局ずつをグループ分けして登録することが可能で、それぞれの局にはアルファベット/数字/記号で好きな名前を付けることもできる。
FMチューナーは76MHz〜108MHzまでを受信可能なワイドバンドタイプで、背面には本体と連動する最大100ワットのACアウトレットも備えているので、内蔵タイマーを利用すれば外部タイマーなしでのエアチェックも行える。本体サイズは440(幅)×78(高さ)×360(奥行き)ミリ、4.1キロ。
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