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理想のデジカメスペック、その実力は?――リコー「Caplio R3」レビュー(4/5 ページ)

» 2005年11月18日 13時12分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

作例

ワイド端にて撮影
テレ端にて撮影。江戸東京たてもの園にて、同じ位置からワイド端とテレ端で撮影。28ミリのワイド感と200ミリの望遠感の両方を1台で楽しめる。テレ端時に周辺にやや画質低下が見られるのが気になるか
縦位置で西武多摩川線を。28ミリならではのワイド感がある写真を撮れるのはよい。しかもワイド端でも樽型収差がかなり抑えられておりほとんど気にならない。色はリコーらしくシャキッとした鮮やかさ。条件がよいととても気持ちよい写りだ。1/810秒F3.3。ISO64
ワイド端で収差を見ようと撮影。収差は本当に微妙だ。四隅の画質低下も少ない。このクラスの7.1倍ズームとしてはワイド端は高性能だ
望遠ならではの圧縮感のある写真も簡単に撮れる。白飛びさせるときは結構素直に飛ばしちゃうのも特徴。ピントが合ったところのディテールはきれいに出ている
店頭でブリキのおもちゃを撮影。ISO100に固定して撮ったため1/7秒だが手ブレ補正のおかげで問題なく撮れたといってよさそうだ。こういう原色系の色は実にきれい
小鳥やさんにて鳥かごにはいってるインコを撮影。カゴの隙間から望遠気味で約150ミリくらいにしてマクロモードで撮影。かなり暗くピントも合いづらかったがなんとか撮れた。ISO200に増感されて1/45秒である。暗部にかなりノイズはでてるが、ノイズリダクション特有ののぺっとした不自然さはない。どちらがいいかはかなり微妙
日向でくつろいでいる猫をテレ端で撮影。ISO64で1/660秒。陰影がはっきり出ているし毛もシャープ。ISO64でも鼻の頭など暗部はややざらついている
テレマクロならではのカット。鉄の案内板にはりついていたとんぼをそっと正面からマクロモードで望遠端で撮影。AFポイントを下にずらし、AFロックなしで撮影。こういうカットを撮れるのは楽しい。ISO64で1/410秒
ワイド端で撮影。
テレ端で撮影。秋になるといろんなとこに咲いている「ヤマホトトギス」をワイド端(上)とテレ端(下)でマクロ撮影。テレ端でここまで寄れると背景も大きくボケてマクロらしくなる。ワイド端だと背景が大きく入りボケも少ないが、近くまで寄れる。両方を使い分けられるのはいい。ワイド側はISO119、テレ側はISO200となった
古民家にていろりの日をオートで撮影。暗くてピントがなかなか合わなかったが、ヒットしたときの写りは非常にいい。炎の色もきれいに出ている。ISO200で1/2秒。ぶれないよう足の上にカメラをおしつけて撮影

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