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» 2005年12月06日 20時04分 公開

HDDを内蔵できるスマートさ――長瀬産業「DVX-700」レビュー(1/3 ページ)

TRANSTECHNOLOGY(長瀬産業)の「DVX-700」は、HDDを内蔵できるネットワーク・メディアプレーヤーだ。PC用の周辺機器としてよく使われるリムーバブルHDDの仕組みを利用して、簡単に大容量ストレージを出し入れできるのがウリ。その利便性を検証しよう。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 TRANSTECHNOLOGY(長瀬産業)の「DVX-700」は、HDDを内蔵できるネットワーク・メディアプレーヤーだ。PC用の周辺機器としてよく使われるリムーバブルHDDの仕組みを利用して、簡単に大容量ストレージを出し入れできるのがウリ。その利便性を検証しよう。

photo TRANSTECHNOLOGY(長瀬産業)の「DVX-700 M20」(3万2800円)。有線LANのみの「DVX-700 M10」(2万9800円)もラインアップしている
photo オプションとして販売されているリムーバブルHDDケース(右)とPC用の専用ハウジング。PCの5インチベイに装着する

 ネットワークメディアプレーヤーは、バッファローの「Play@TV」や「MediaWiz」といった第一世代製品に始まり、今年に入ってからは、アイ・オー・データ機器の「AVeL LinkPlayer」や、バッファローの「LinkTheater」といった第二世代製品が主流になった。世代の違いは、コアとなるデコードチップ。米Sigma Designsの「EM8620L」が登場し、MPEGやDivXだけでなく、Windows Media Video9形式のビデオファイルへの対応も果たしている。

 一方、台湾Media Tekのチップを採用した製品も登場。こちらは早送り/巻き戻し時にタイムラグの少ない快適な操作性を武器に、一部のメディアプレーヤーのみならず、ポータブルDVDプレーヤーなど家電分野への採用も進んでいる。

 さて、今回取り上げる「DVX-700」は、従来モデルの「DVX-600」と同様、米Sigma Designsの「EM8620L」を搭載したメディアプレーヤーだ。したがって、再生可能なフォーマットや基本的な操作性は同じ。またサーバソフトとして「TransGear Media Server」と「UltimateServer 2.0」を同梱しているが、こちらも従来モデルユーザーに無償配布されているため、メディア再生機能はDVX-600と同等といっていい。

photo UltimateServerの設定画面。UltimateServerは、EM8620Lで再生不可能なファイルをPC側でデコードして転送するもので、再生ファイルの種類を増やしてくれる
photo 音楽再生では、Grasenote CDDBを使ってインターネット経由で音楽CDの情報を取得できる。設定画面の「DVD Setup」でCracenote CDDBがオンになっていれば、音楽CDをかけるだけで自動的にインターネットに接続し、CDDBを取得。リモコンの「INFO」ボタンを押すと、再生中の曲情報が表示される

高級感のある筐体

 DVX-600と比べて“大きく”変わったのは筐体だ。外形寸法は、430(幅)×300(奥行き)×55(高さ)ミリと一回り大きくなり、ミラー調のフロントベゼルは色が黒っぽくなってシックな印象。また底面には大きめのインシュレーターを装着し、高級感を醸し出した。AVラックに並べても、十分に見栄えのするデザインになった点は素直に評価できる。

photo DVX-600とDVX-700を重ねたところ。背面のラインを合わせると、これだけ大きさが違う。フロントベゼルは、色が黒っぽくなってシックな印象に
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