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» 2005年12月27日 16時00分 公開

アナ・アナ「W録」も可能なデジタル放送世代の新ハイエンド「RD-X6」レビュー(4/5 ページ)

[坪山博貴,ITmedia]

 従来は編集やダビング機能の入り口となっていた「編集ナビ」は、新GUIで操作体系が若干変更され、機能も拡張された。以前は、まず機能を選択してから、対象となる録画番組を選ぶという手順だったが、新GUIではすぐに録画番組の一覧が表示され、番組を選んで決定キーを押すと、機能選択メニューが表示されるようになっている。もっとも、画面上半分の録画番組一覧から番組を選択していく基本スタイルは変わっていないので、既存のRDシリーズユーザーも違和感はないだろう。

photo 「編集ナビ」は起動すると、すぐ録画番組の一覧。番組を選択すると機能一覧が表示されるスタイルになった。ただし機能選択後の操作体系は基本的に変わっていない

 ダビングが可能なDVDメディアやダビング速度などは冒頭で触れた通り。機能面を含め、「RD-XD91」「RD-XD71」と共通だ。「RD-X5」と比較した場合、DVD-R DLに対応するなど対応メディアの拡大と速度向上を果たしているが、DVD-R DLについてはCPRM非対応のまま。デジタルチューナー内蔵のハイエンドモデルとしては残念な部分だ。

 利用頻度が高いであろうダビング操作は、従来モデルでは先に「編集ナビ」で「高速」「画質指定」を選択する必要があったが、新GUIでは「ダビング」として1本化された。初期状態のダビングモードは「高速そのまま」(高速ダビング)で、TS録画した番組を選択したり、高速ダビングではダビング先のメディアに収まらない場合にレート変更ダビングに移行するスタイルだ。もちろんユーザーが任意にレート変更ダビングを指定することもできる。ダビング先は、従来は番組を選択する前に指定する必要があったが(変更すると番組選択が無効になる)、番組を選択した後でもダビング先を変更できるようになった。

 デジタル放送を録画した番組をDVDメディアへダビングするときはムーブとなるが、チャプター単位でのダビングも可能で、プレイリストもダビングできる。チャプター単位やプレイリストをダビングした場合には実際にダビングした部分だけがHDD上から消去される仕組みだ。このため、CM部分を除いてダビングしたり、複数枚のDVDメディアへ分割ダビングしたりといった作業も容易に行える。

photo これはデジタル放送をMPEG-2録画した番組から本編のみのプレイリストを作成し、ダビングを指定したところ。デジタル放送を録画した番組のダビング(ムーブ)は、とにかくダビングした部分のみがHDDから消去されると思えばいい

 ダビングより予約録画を優先する仕様は歴代RDシリーズと同じ。メニュー画面作成中のみ予約録画が開始されないが、高速ダビング中(ムーブを除く)は予約録画が実行されるほか、画質指定ダビング中などでも予約録画の開始時間になるとダビング側が中止される。もちろんメディアが無駄になる可能性もあるわけだが、やはり予約録画を優先するスタイルを好ましいと思う人は多いのではないだろうか。

 DVDメディアへのダビングは、DVD-R DL、DVD-R、DVD-RW、DVD-RAMの各メディアをほぼいっぱいになるよう高速ダビングを行って所要時間を時間を計測した。「RD-X6」の最大ダビング速度に対応するメディアを利用している。ここでは「RD-XD91」での結果を含めるほか、いつも通りPCを利用した簡易計測環境でのエラーレートの検証も行った。

 ダビングの所要時間はほぼカタログスペックを満たしており、とくに不満を感じる部分はない。「RD-X6」と「RD-XD91」の差異はほぼ誤差といえる範囲であり、ドライブをソフトウェアの基本部分が共通であることを示している。

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