2006 International CES
“AQUOS”ブランドの定着を狙うシャープ(1/2 ページ)
「2006 International CES」の会場では、北米市場においても薄型テレビが急速に浸透していることが話題になっている。大型のプラズマテレビはもちろんだが、これまでは4:3の小型テレビが中心だった液晶テレビも、16:9への移行とともに大型化が進むといわれている。
そうした中、シャープは今年の中心戦略として、“AQUOS”ブランドの北米での定着を狙う。CESで行われた同社の発表会は、国内で既にリリースされている65インチ液晶テレビや4波長バックライト搭載機などの話題が中心で、日本の読者にとっての新製品はない。しかし、巨大な北米市場でのAQUOSブランドの定着は、亀山第2工場の稼働で生産量が大幅拡大する今年、コスト競争力をさらに高める上で重要な戦略となるだろう。
シャープは、日本でも行った徹底したブランドの認知度向上戦略を進めるとともに、大手スポーツバーチェーンと提携し、同社の薄型テレビを各店舗に置くことで、“きれいな液晶テレビ=AQUOS”、“HDテレビ=AQUOS”といった方程式の構築を目指す。つまり日本での戦略をそのまま踏襲するのが目標だ。
同様にNBCとの提携も発表。SNLの略称で知られるNBCの人気番組「サタデーナイトライブ」のスタジオや出演者控え室などに45インチのAQUOSを配置し、テレビでの積極的な露出を狙う。このほか、ニューヨーク・ロックフェラープラザの「NBC Experience」に大量のAQUOSを配置、TODAY ShowのスタジオエクステリアにAQUOSが使われる。
さらにニューヨーク・タイムズスクエアにもAQUOSとシャープのブランド名を配した巨大モニターを設置し、シャープおよびパートナー企業の広告映像を流す。タイムズスクエアへの巨大モニター配備は、10年という長期契約になっているという。
過去には、ソニーが北米での積極的な広告戦略でブランドを確立し、最近では携帯電話でサムスンが、プラズマテレビでパナソニックが、それぞれブランドイメージを大きく向上させることに成功した。フラットパネルテレビが急速に伸びている今、液晶テレビをテコにAQUOSとシャープのブランドを確たるものにするのが狙いだろう。
ハイエンドプロジェクターも投入
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
PHP脆弱性“PoCフライング公開”の経緯、支援財団が公表 混乱広げた企業を名指しで批判
-
2
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
3
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
4
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
5
カプコン、1177万件漏えい 不正アクセスで
-
6
高市総理、サイバーセキュリティの本を出していた しかも“PHP”から
-
7
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
8
「GitLab」に深刻度“最大”の脆弱性 認証なしで任意のコード実行の恐れ、修正版適用を CVSS「10.0」
-
9
旅行ゲーム「ワールドクエスト」、PHP脆弱性で即日サービス終了 「古い仕組みのため対策とれず」
-
10
PayPay、「免許証画像で本人確認」廃止 ICチップ読み取りに統一
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR