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動画をもっと楽しみたい人に――ハイビジョンXacti「DMX-HD1」レビュー(3/6 ページ)

» 2006年03月02日 16時36分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

相変わらず使いやすい親指系インタフェース

 ユーザーインタフェースは、ちょっとハイエンド仕様になってはいるものの、DMX-C6と基本は同じ。

このシリーズでは初めてレンズの上部にポップアップ式フラッシュが搭載された。ボタンでポップアップするほか、このボタンは発光モード切替にも使われる。フラッシュの奥に外部マイク端子がある
背面にインタフェースが集中する。操作系の下にSDメモリーカードスロットがある。左が静止画用シャッターで半押し可能。右が動画用録画ボタン。録画中に静止画を撮ることもできる

 グリップしたときの背面、親指が当たるあたりに、左に静止画用、右に動画用シャッターボタンがあり、中央にズームレバー。

 その下に中央がクリックボタン(SETボタン)になった十字スティック、MENUボタン、撮影・再生切替スイッチがある。

 十字スティックは、下がフォーカスモード、上がAFロック、右が露出補正に割り当てられており、左はシャッタースピード優先、絞り優先、マニュアル露出時に使用する。

 さらに、SETの長押しでクイック再生、MENUの長押しでディスプレイの明るさ変更と細かなショートカットも用意されている。

ディスプレイを開くと本体に電源、HD/NORMAL切替(大きなボタン)、連写モードボタンがある
2.2インチの有機ELモニター。液晶モニターと違ってこのように視野角が広くて明るい。これは良い。

 側面にあるディスプレイの開閉でスタンバイと復帰を繰り返す仕様はそのままで、電源のオン/オフなしにさっと使えるのはありがたい。

 ディスプレイを開くと中に電源を含む3つのボタンが隠れている。ひとつは動画時のHDとNORMAL切替ボタン。もうひとつは静止画時の連写モードボタン。HDとNORMALを一発で切り替えられるのは便利。

 ディスプレイは噂の2.2インチ有機ELディスプレイ。液晶ではない。視野角が広くて屋外でも見やすい。視野角が広いのはとても良い。

撮影時は左上に静止画用、右上に動画用の情報が表示される。画面は「手ブレ補正モードA」(動画画角表示)。16:9の動画用画角が表示され、静止画用シャッターを半押しにすると画面が静止画用画角(ちょっと広い)に切り替わる

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