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バンダイのミュージシャンロボ、音質を高めた6人編成ビックバンドに

» 2006年03月02日 20時47分 公開
[ITmedia]

 バンダイは3月2日、曲にあわせてロボットがパフォーマンスを行うエンターテイメントオーディオ「LITTLE JAMMER」シリーズの最上位機種、「LITTLE JAMMER PRO. tuned by KENWOOD」を発表した。5月下旬の発売で、価格は5万2500円。

photo 「LITTLE JAMMER PRO. tuned by KENWOOD」

 「LITTLE JAMMER」シリーズは、専用ROMカートリッジに収録された曲にあわせて、プレーヤーロボットが楽器を演奏しているようにパフォーマンスを行うエンターテイメントオーディオ。コントロールボックスに備えられたサブウーファーと、プレーヤーロボットの台座にある楽器ごとのスピーカーにより、6.1chのマルチチャンネルシステムとなる。

 前モデルではプレーヤーが「ピアノ」「ギター」「ドラム」「サックス」「ベース」と5体だったが、新製品では「トランペット」が増え、バンドの基本編成が6体となった。ゲストプレイヤーとして「ホーンセクション」「ボーカリスト」の発売が予定されており、バンドを拡張していくことができる。また、ロボットの可動箇所も25カ所と増え、多彩なパフォーマンスが可能となった。

 ケンウッドの音質マイスター、萩原光男氏により各スピーカーが楽器の演奏周波数帯域と最適になるようチューンナップが施されている。専用ROMカートリッジを再生するコントロールボックスには16bitポリフォニックサウンドモジュールが採用されており、音質解像度が従来の256階調から6万5536階調へと向上した。打楽器のアタック音なども本物に近く再現できるようになったという。

 製品には「テイク・ファイブ」「ダイアモンド・ヘッド」「シェルブールの雨傘」など、ジャズ、映画音楽、ポップス、ボサノバなどのメジャータイトルを25曲収録した専用ROMカートリッジが付属する。また、他の曲を収録した別売りカートリッジを今後ラインアップしていく予定。

 コントロールボックスのサイズは140(幅)×192(奥行き)×297(高さ)ミリ。赤外線リモコンが付属する。

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