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3CCDや光学式手ブレ補正も搭載した“新DVDムービー”――松下「VDR-D300」春のビデオカメラ特集(1/3 ページ)

» 2006年03月03日 09時00分 公開
[浅井研二,ITmedia]

 松下電器産業では、これまでにも数機種のDVDカメラを発売してきたが、いずれも日立製作所がリリースしたものと実質的に同じ製品だった。すなわち、共同開発というスタンスである。今回紹介する「VDR-D300」は、同社が初めてオリジナルで開発を行ったDVDカメラだ。

photo 自社開発となり、すべての面で一新された松下電器産業のDVDカメラ「VDR-D300」。もちろん、3CCDや光学式手ブレ補正を搭載ずみだ

 “新DVDムービー”「VDR-D300」には、同社がDVカメラ分野で熟成させてきた技術が注ぎ込まれている。まずは3CCD方式の採用。今回、DVDカメラのラインアップが一新されたことで、同社の現行ビデオカメラ(SDビデオカメラも含め)は晴れて、全製品で3CCD搭載ずみということになる。DVD記録ではMPEG-2圧縮を行うため、同じ3CCD搭載のDVカメラと比較すると、最終的な品質において不利なことも否めないが、それでも、搭載によるメリットは大きいといえる。もちろん、ジャイロセンサーによる光学式手ブレ補正機構も内蔵ずみだ。

 操作周りに関しても、従来のDVDカメラからは全面的に変更された。1世代前のDVカメラ(NV-GS150/250)で導入し、現行製品にも継承されている操作系、“ワンタッチナビゲーション&ジョイスティックコントロール”を採用。操作の中心となるのは、モードダイヤルに一体化された小さなジョイスティックである。もちろん、同時期に発表された新型DVカメラ「NV-GS300/500」と同じく、「オートレンズカバー」(NV-GS500は非搭載)「新・簡単ON/OFF」「うっかり撮り防止」「ヘルプモード」も搭載している。

photo モードダイヤルの中央に一体化された小型ジョイスティックで、ほとんどの操作をまかなう。使用可能な場面では、スティックの周辺部が青く点灯する
photo ディスクカバーは上部がオープンする機構。アクセスランプも目立つ場所に配置されている
photo 液晶モニターを開くか、ファイダーを引き出すと自動的に電源オンとなり、オートレンズカバーも連動して開閉する。レンズの左にはオートフラッシュを内蔵

 本体のサイズは幅63×高さ87×奥行138ミリで、質量は約585グラム(使用時は約647グラム)。幅は少しあるものの、新たに3CCDや光学式手ブレ補正を搭載しつつ、高さや奥行きは従来機種ともほぼ変わらないわけだ。

photo モニターには、約12.3万画素の2.7型ワイド液晶を採用している。発色や色合いは良好な部類に入る
photo 液晶モニターを開いた部分には、フルオート/マニュアル切替スイッチと、液晶の明るさを上げるPOWER LCDボタンを装備
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