――伝送にはIEEE802.11aを使用していますが、5GHz帯を選ばれた理由とはどんなものだったのでしょうか。
増澤氏: 現在は家庭内の無線LAN機器の利用が増えていて、特にIEEE802.11b/gを利用する方がほとんどだと思います。屋内ではこれらが使用する2.4GHzの帯域は混み合っているでしょうから、それを避けたかったからです。また、電子レンジなどからの影響も受けやすいですから、テレビのような用途ではIEEE802.11aが有利と判断しました。
鉄筋が入った厚い壁で遮られているなら別ですが、水や人体によって減衰することはありません。普通の屋内であればまったく問題なくテレビを楽しめます。伝送距離は見通し30メートルとしていますが、快適に画面を見るのであれば15メートルくらいが限度だと思います。
――今後の展開などを教えて下さい。
増澤氏: まず画面ですが、一回り大きい8型を考えています。また、現在は地上アナログのみ対応していますが、地上デジタル対応チューナーを搭載する予定もあります。ワンセグも検討しましたが、画面が大きいですからブロックノイズが目立ってしまい難しいと思いますね。チューナー側とテレビ側それぞれに盛り込みたい機能はたくさんありますし、可能性もまだまだあると考えています。今後に期待していただきたいと思います。
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