次はデザインを一新した「iPod nano」。酸化皮膜処理のアルミニウムケースを纏い、かつての「iPod mini」を薄くしたような外観になった。ただしHDDではなく、フラッシュメモリを搭載。容量は2Gバイト、4Gバイト、8Gバイトの3種類だ。ボディの色はメモリ容量によって異なり、2Gバイトはシルバーのみ、4Gバイトはシルバー、ピンク、グリーン、ブルーの4色、8Gバイトはブラックのみとなる。
1.5インチ液晶ディスプレイは、青白LEDバックライト付き。従来より約40%明るくなった。バッテリー駆動時間は最長24時間。約1.5時間でバッテリー容量の80%を充電できる急速充電機能も備えた。もちろん、新しいサーチ機能やクイックスクロールも採用している。
価格は1万7800円〜2万9800円で、同日から出荷を開始。なお、専用オプションとして「iPod nano Dock」(3400円)、アームバンド(3400円)、ネックストラップ型の「Lanyardヘッドフォン」(3400円)が同時に発売されている。
| 製品名 | iPod nano | ||
|---|---|---|---|
| メモリ容量 | 2Gバイト | 4Gバイト | 8Gバイト |
| カラー | シルバー | シルバー、ピンク、グリーン、ブルー | ブラック |
| 外形寸法 | 40(幅)×90(高さ)×6.9(厚さ)ミリ | ||
| 重量 | 約40グラム | ||
| 価格 | 1万7800円 | 2万3800円 | 2万9800円 |
| 発売日 | 9月13日 | ||
「iPod shuffle」は、今回の発表で最も大きく変わったプロダクトだろう。アルミニウム製のボディは重量わずか15グラム。「第1世代ユーザーからの要望が多かった“ウェアラビリティ”が出発点になった」(スティーブ・ジョブズ氏)というように、背面のクリップで気軽に身につけることができる。
色はシルバー1色で、フラッシュメモリの容量は1Gバイト。本体サイズは、41.2(幅)×27.3(高さ)×10.5(厚さ、クリップ部を除く)。重量は約15グラム。バッテリー駆動時間は最長12時間で、専用の「iPod shuffle Dock」のUSBケーブルを介してパソコンまたは電源アダプタから充電は行う。充電時間は約4時間だが、半分の2時間でもバッテリー容量の80%まで充電できる。
価格は9800円。出荷は10月の予定で、13日から受注を開始した。「クリスマスには十分間に合う」(ジョブズ氏)。
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