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» 2006年10月06日 17時08分 公開

インタビュー:米Apple幹部に聞く、新しいnanoとshuffleそして「iTV」 (2/2)

[渡邊宏,ITmedia]
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――フラッシュメモリのiPodはバッテリ駆動時間の延長や本体の小型化など、「より快適に音楽を聴くこと」へ特化しつつある一方、HDDタイプのiPodは動画再生機能を備えます。iTunes Storeからは映画とゲームのコンテンツも提供開始されており、HDDタイプは音楽再生だけにとどまらないマルチメディアマシンとしての側面を強めているように感じます。

 同じ「iPod」の名前を冠する製品でも、HDDタイプはマルチメディアプレーヤー、フラッシュメモリタイプはミュージックプレーヤーと、今後は位置づけを微妙に変えていく考えなのでしょうか。

Schiller氏: いいえ。iPodはあくまでも「ミュージックプレーヤー」です。これは変わっていませんし、これからも変わりません。まずは音楽が第一なのです。快適に音楽を楽しめるけれど、時にはムービーやゲームも楽しめるというのが基本スタンスです。

 iPodには昔からカレンダーやアドレス帳の機能を備えています。これらによって音楽も楽しめますが、スケジュール管理もできるますよね。これと同じことです。

――iTunesのコンテンツをリビングで楽しむためのSTB「iTV」が発表されました。出荷時期はいつごろになりそうですか。

photo 「iTV」

Schiller氏: 実は少し前からiTVのプラン――iPod(iTunes)で楽しんでいるコンテンツをリビングで楽しむ――は暖めていたのです。

 ただ、発表するからにはリビングで楽しむのに適したコンテンツ(映画)の提供開始と、時を同じくアナウンスしたいと考えていたので、この時期に発表することになったのです。

 出荷時期は2007年の上半期中になります。使用を含めた詳細は、出荷時にお知らせすることになると思います。

――iTVを活用するためにはより多くのコンテンツが必要となりますが、映画やテレビシリーズといった映像コンテンツのiTunes Storeでの販売はまだ一部地域に限られています。日本のiTunes Storeでも映画やテレビ場組は購入できるようになりますか?

Schiller氏: 将来のことについてはコメントしにくいのですが(笑)、世界各国のiTunes Storeにできる限りのコンテンツを出していきたいと考えていますし、それに向けた努力もしていくつもりです。



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