撮像素子はAPS-Cフィルムサイズの有効1020万画素CCDで、画像処理には新開発エンジン「PRIME」を採用する。メニュー内の「画像仕上」では従来機と同じく、素材性を重視した「ナチュラル」と、見栄えを優先した「鮮やか」の2モードを選べる。
また、「彩度」、「シャープネス」、「コントラスト」の調整にも対応。それぞれを従来よりも細かい±3段階に微調整できる。「画質革命。」というキャッチコピーはさすがに大袈裟と思うが、APS-Cサイズの1000万画素クラスとしては十分に満足できる画質だ。A3印刷にも適した解像感があり、高感度の画質もきれいにまとめている。以下の作例では、デジタル専用に設計された「DAレンズ」の4本を使用した。
超広角ズーム「DA 12-24mmF4ED AL[IF]」の12ミリ側で撮影。画像仕上は「ナチュラル」を選択
同じく「DA 12-24mmF4ED AL[IF]」の12ミリ側で撮影。画像仕上は「鮮やか」を選択
広角ズーム「DA 16-45mmF4ED AL」の16ミリ側で撮影。鮮やかで見栄えのする青空となった
広角ズーム「DA 16-45mmF4ED AL」の45ミリ側で撮影。噴水の水を高速シャッターで写し止めた
望遠ズーム「DA 50-200mmF4-5.6ED」を使用。明るいレンズではないが、近接撮影だったので背景がきれいにぼけた
同じく望遠ズーム「DA 50-200mmF4-5.6ED」を使用。こっちのぼけは、ちょっと中途半端かもしれない
望遠ズーム「DA 50-200mmF4-5.6ED」を使用。逆光なので、それなりに色ずれはあるが、水面の質感はきれい描写
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