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富士フイルム、顔検出機能付きデジ一眼「FinePix S5 Pro」の国内販売を決定

» 2006年12月07日 16時57分 公開
[ITmedia]

 富士フイルムは12月7日、デジタル一眼レフカメラ「FinePix S5 Pro」を2007年1月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は26万円前後。

photo ボディはマグネシウム製。各所にシーリングが施されており、高い防滴性と防塵性を持つ

 新製品は新開発のCCD「スーパーCCDハニカムSR Pro」と画像処理エンジン「リアルフォトエンジンPro」を搭載するプロフェッショナル向け製品。既に2007年第1四半期より欧米地域にて販売開始される予定が明らかにされていたが、この度、国内での販売も正式に決定した。

 搭載されているスーパーCCDハニカムSR Proの有効画素数は1234万画素(S画素617万+R画素617万画素)で、最大4256×2848ピクセルの撮影が可能。リアルフォトエンジンProによるノイズリダクションで、ISO3200時でもクリアな画像を実現する。レンズマウントはニコンFマウント。

 FinePix Z5fdなどに搭載されている顔認識機能をチップ化して搭載。ワンボタンで顔を認識し、表情やフォーカスの確認が行える。また、フィルムを選択する感覚で色彩や階調を選択できるフィルムシミュレーションモードを搭載。フジクローム/プロフェッショナルポートレートなどの5種類を備える。

 レンズマウントはニコンFマウント(AFカップリング/AF接点つき)。背面液晶は2.5インチ。サイズは147(幅)×113(高さ)×74(奥行き)ミリ、約830グラム。主な仕様は以下の通り。

製品名 FinePix S5 Pro
撮像素子 スーパーCCDハニカムSR Pro 原色フィルター採用、1234万画素(S画素:617万画素、R画素:617万画素)
記録メディア コンパクトフラッシュ、マイクロドライブ対応
記録画素数 4256×2848、3024×2016、2304×1536
IS感度 AUTO ISO100/125/160/200/250/320/400/500/640/800/1000/1250/1600/2000/2500/3200(標準出力感度)
測光方式 TTL開放測光方式、3D-1005分割マルチパターン測光/中央部重点測光/スポット測光
露出制御 プログラムAE /シャッター優先AE/絞り優先AE/マニュアル露出
露出補正 −5.0EV〜+5.0EV  1/3、1/2、1EVステップ
シャッタースピード 30秒〜1/8000秒(バルブ撮影可能)
ホワイトバランス シーン自動認識オート/電球/蛍光灯(1〜5)/晴天/フラッシュ/日陰/色温度設定/プリセットカスタム(1〜5)
レンズマウント ニコンFマウント対応(AFカップリング、AF接点付き)
撮影画角 レンズ表記焦点距離の約1.5倍(35mmフィルム換算)
背面液晶 2.5インチ 低温ポリシリコンTFTモニター 約23万画素(再生時視野率約100%)
サイズ(幅×高さ×奥行き) 147×113×74ミリ、約830グラム

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