三菱自動車は、「MiEV」(ミーブ)の研究車両として「i」(アイ)ベースの電気自動車を開発。14日に東京ビッグサイトで開幕する環境総合展「エコプロダクツ2006」に出展すると発表した。
MiEV(Mitsubishi innovative Electric Vehicle)は、高性能のリチウムイオン電池と駆動系をコンパクトに収めることができる「インホイールモーター」を搭載した三菱自動車の次世代型電気自動車。ハイブリッド自動車や燃料電池車への展開も視野に入れて開発を進めており、これまでに「コルト」や「ランサーエボリューション」をベースにした車両が公開されている。
展示会場では、実車(研究車両)のほか、説明パネルや映像を用いてMiEVを解説する。また、カーボンニュートラルな植物由来樹脂を用いた部品、部材も多数出品。「PLA(ポリ乳酸)繊維フロアマット」や「竹繊維PBS(ポリブチレンサクシネート)内装部品」など、実用化を前提とした新素材の製品サンプルを展示する予定だ。なお、PLA繊維フロアマットについては、近日発売予定の「i」(アイ)特別仕様車に搭載する予定だという。
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