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» 2007年01月17日 03時18分 公開

「BRAVIAケータイ」のBRAVIA度 (1/2)

3インチのワイド液晶パネルと「モバイルBRAVIAエンジン」を搭載した「SO903iTV」は、ソニー・エリクソン・モバイルが投入する“BRAVIAケータイ”だ。しかし、一体どこまでBRAVIAに近いのだろうか。ドコモの発表会に潜入して探ってきた。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 ソニー・エリクソン・モバイルから「BRAVIAケータイ」こと「SO903iTV」が登場した。シャープの「AQUOSケータイ」に続く、液晶テレビのブランドを冠したワンセグ携帯である。では、BRAVIAケータイは、どこまでBRAVIAに近い機能を持っているのだろうか。NTTドコモの発表会に潜入して探った。

photophoto NTTドコモの2007年春モデルとして6月に発売される「SO903iTV」(左)。発表会場には本家BRAVIAも登場(右)

 SO903iTVは、型番の通り昨年末に発売された「SO903i」をベースにした新モデルだ。ただし、SO903iの特徴であったミュージックプレーヤー機能やGPS、国際ローミングなどは省略され、内蔵カメラも約200万画素CMOSへ“ダウングレード”。その代わり、ワンセグ視聴にフォーカスしたボディデザインと機能を備えている。

 まず特徴的なのはワンセグの視聴スタイルだ。ボディは19.5ミリ厚と薄型ながら、画面を180度回転させて閉じて、そのまま自立が可能。しかも約15度の傾斜がつき、テーブルに置いて正面から画面を見下ろすと丁度いい具合になる。

photophoto ボディカラーは「ピュアホワイト」「ブリリアントレッド」「メタルブラック」の3色。傾斜した状態で自立できる

 画面が傾斜する秘密は、独特の“軸ずらし機構”だ。本体と液晶は両サイドに角度がついており、上や下から見るとどちらも台形。普通なら液晶を180度回転させても台形が2つ重なるだけだが、回転軸を少し横にずらしてやることにより、台形の斜辺がひと続きとなって底面が平坦になるという寸法だ。

 逆に、上面は液晶と本体の間に大きなズレが生じてしまうが、SO903iTVではそれもうまく利用している。本体側のハミ出る部分がワンセグのロッドアンテナになっており、視聴時にアンテナを立てれば段差がなくなるのだ。しかもアンテナの下からワンセグ専用の操作ボタンが現れ、視聴/録画に関する一通りの操作が行える。“予想外の動き”はしないが、よく考えられたデザインといえるだろう。

photo アンテナを立てるとワンセグ専用ボタンが現れる。左から「ワンセグ」「音量アップ/ダウン」「チャンネルアップ/ダウン」。ワンセグボタンの長押しでキャプチャー録画やTV録画も行える。このあたりの操作感は、ドコモのワンセグ初代機「P901iTV」と変わらない

 SO903iTVは側面(自立させると底面)に電源コネクタがあり、自立した状態では充電が行えない。このため同社では専用の卓上フォルダを用意。充電しながらテレビを視聴できるようにした。卓上フォルダはクリア素材を使用しているため、BRAVIAのフローティングデザインっぽいスタイルになるのもポイントだろう。

photophoto 充電しながらワンセグを視聴できる卓上フォルダも用意する。ただし、そのまま装着するとステレオスピーカーの片方が隠れてしまうため、フォルダ側の形状にゆとりを持たせて音が外に逃げるようにした(右)
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