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xD/SD両用になったFinePixエントリー機「A800」「A610」

» 2007年01月25日 14時40分 公開
[ITmedia]

 富士フイルムは1月25日、エントリー向けコンパクトデジカメ「FinePix A800」「同 A610」を発表した。2月下旬から発売する。価格はオープンで市場想定価格は「A800」が2万2800円前後、「A610」が1万8800円前後。

photophoto エントリー向けFinePix「A800」(左)「A610」(右)

 「A800」はエントリー向けながら1/1.6型有効830万画素の第6世代「スーパーCCD ハニカムVI HR」を搭載した。「A610」は1/2.5型有効630万画素の第6世代「スーパーCCD ハニカムVI HR」を搭載。

 記録メディアは同社が従来から採用しているxD-ピクチャーカードに加えて、SDメモリーカードも使用できる「デュアルスロット」を新搭載(両メディアは排他利用で、xDとSDの同時使用はできない)。また、本体には10Mバイトのフラッシュメモリも内蔵。

photophoto 有効830万画素のFinePix「A800」

 両機種ともレンズにはフジノンの光学3倍ズームレンズを搭載(35ミリ判換算での焦点距離は「A800」が36〜108ミリ相当、「A610」39〜117ミリ相当)。サイズは両機種ともに97.5(幅)×31(奥行き)×61.9(高さ)ミリ、重さは「A800」が約151グラム、「A610」が約145グラム(いずれも本体のみ)。2.5インチ液晶ディスプレイを搭載。

photophoto 有効630万画素のFinePix「A610」

 電源は単三形ニッケル水素電池×2本。単三形アルカリ乾電池も利用可能で、外出時の電池切れにも対応できる。「A800」は普及機ながらも、高速なワイヤレス転送を可能にする「高速赤外線通信(IrSimple)」機能を搭載。同社の「Pivi」などの対応プリンタや携帯電話などに撮影した画像を転送できる。

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