パナソニックは4月10日、プラズマテレビの新製品「PX70」シリーズを4月20日より順次販売開始すると発表した。37V/42V/50V型と3種類の画面サイズを用意したほか、ブラックとシルバーのカラーバリエーション、サイド/アンダースピーカータイプを用意し、幅広いラインアップを用意した。
製品は「TH-50PX70」「TH-42PX70」「TH-42PX70SK」「TH-37PX70」「TH-37PX70SK」「TH-37PX70S」の6種類で価格はいずれもオープン。実売想定価格や画面サイズなど詳細は以下の通り。
製品名 | 画面サイズ | 解像度 | スピーカータイプ | カラー | 実売想定価格 |
---|---|---|---|---|---|
TH-50PX70 | 50V型 | 1366×768ピクセル | アンダー | シルバー | 40万円前後 |
TH-42PX70 | 42V型 | 1024×768ピクセル | アンダー | シルバー | 30万円前後 |
TH-42PX70SK | 42V型 | 1024×768ピクセル | サイド | ブラック | 30万円前後 |
TH-37PX70 | 37V型 | 1024×720ピクセル | アンダー | シルバー | 25万円前後 |
TH-37PX70SK | 37V型 | 1024×720ピクセル | サイド | ブラック | 27万円前後 |
TH-37PX70S | 37V型 | 1024×720ピクセル | サイド | シルバー | 27万円前後 |
昨年6月に発表されたビエラリンク搭載のエントリーモデル「PX60」(関連記事)の後継機種。新「PEAKSパネル」やUniPhierアーキテクチャを採用した画像処理プロセッサ「PEAKSプロセッサ」などは引き続き搭載しながらも、新開発の「低反射クリアパネル」を搭載することで、外光による映り込みを抑制しながらもコントラスト比 4000:1(暗所コントラスト)を実現した。
ビエラリンクについては、リモコンに「ビエラリンク」ボタンが設けられ、利便性が向上したほか、2007年に発売されたHDD/DVDレコーダー「ディーガ」(DMR-XW51/XW31/XP11/XW41V/XP21V)との組み合わせならば、テレビ側で設定したチャンネル設定や地域情報などが自動的にレコーダー側に転送されるため、初期設定が不要なほか、見ている番組を約3秒で録画開始できる。リモコンにはデジタルテレビ専用ポータルサイト「アクトビラ」へワンボタンで接続できるボタンも用意されている。
地上/BS/110度CSの各デジタル放送と地上アナログに対応したEPG「インテリジェントテレビ番組ガイド」はレイアウトの見直しが行われた。番組ガイドの表示エリアが従来よりも広くなったほか、画面下にリモコンのボタンと対応するガイドが表示されるようになり、より直感的な利用が可能となった。
接続機器が増加傾向にあるHDMIは3系統を用意(TH-42PX70SK/37PX70SK/37PX70Sのみ。他の3機種は2系統)。本体前面にはHDMIのほかビデオ入力も用意されており、ビデオカメラやゲーム機などの接続も容易に行える。PC接続用のD-Sub15ピンも引き続き用意されている。
サウンド面では竹繊維振動板を採用した「バンブーコーンスピーカー」(関連記事)を採用、環境面へ配慮するとともにゆがみの少ないクリアなサウンドと高域に渡るナチュラルな音質を実現したという。なお、製品名の末尾に-Sないし-SKがつくモデル(TH-PX70SK、TH-37PX70SK、TH-37PX70S)はサイドスピーカータイプとなっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR