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» 2007年04月26日 08時00分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第71回 動物園と散歩の関係 (2/4)

[荻窪圭,ITmedia]

シャッタースピードと露出に気をつけよう

 技術的に気をつけたいのは2点。

 ひとつはシャッタースピード。お昼寝してるトラを撮るなら問題ないが、動いている姿を撮りたいならシャッタースピードを速くしないと被写体ブレしてしまう。

 日差しが当たっている明るい晴天下なら何の問題もないが、日陰だったり曇っていたりするだけで、急にシャッタースピードは落ちてしまうのだ。動く動物を撮りたいのにシャッタースピードが上がらない、というときは、感度を上げる、スポーツモードを使う、などの工夫をしたい。

歩くレッサーパンダ。1/75秒でブレてしまった(左)。そこで、木の上で静止したところを感度を上げて1/250秒で撮影(右)

 このように感度を上げて大きく動かない瞬間を狙うべし。1/250秒以上で撮れればまず大丈夫だろう。1/100秒以下では、止まった瞬間を狙わないと難しい。

 2点目は露出補正。緑や土を背景に色の黒い動物を撮ると、どうしても露出オーバーになりがち。逆に青空をバックに逆光で撮ったり、明るい背景に白っぽい動物を撮るときは露出アンダーになりがち。

標準(左)で撮ったものと、露出補正-1をかけたもの(右)

 背景が暗いこともあり、そのままでは明るく撮れすぎてしまったターキン。-1の補正をかけて撮ると、陰影がくっきりしていい色になった。マイナスの補正をかけると、その分シャッタースピードも速くなるというメリットもある。

 白い動物をアップで撮るときは逆。

標準(左)で撮ったものと、+0.3の補正をかけたもの

 これの補正は少しだけ。それでもずいぶん違う。

 これは構図全体に白が多いときで、背景と被写体のバランスがよければ露出補正しなくてもよくなる。

 この辺は、カメラによって判断が違ってくるので、1枚撮ってみて、暗いと思ったら少しプラスに、明るいと思ったら少しマイナスにして撮ってみるのが一番いい。

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