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iPodイベントで札幌は変わるのか?国内最北端のアップルストア(2/2 ページ)

» 2007年06月04日 00時00分 公開
[林信行,ITmedia]
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iPodスタイルに地域性を見る

大阪、仙台、福岡ではiPodを来たストリートファッションが公開されている。札幌では次の土曜日に撮影が行われる

 iPodはライフスタイルのブランドでもある。来週6月9日には、「iPodを持って街を歩こう」というイベントが行われる。午前11時〜午後6時の間、iPodの白いヘッドフォンをつけて、札幌大通り公園付近を歩いていると、運がよければアップルのスタッフに発見されて、取材を受け、場合によってはアップルのホームページに写真が掲載される。

 すでに大阪、仙台、福岡では行なわれており写真があがっているが、(季節や場所という要因もあるけど)都市ごとの特徴の違いが出ていておもしろい(→ストリートスナップ:大阪仙台福岡)。

 ちなみに過去の3都市で取材を受けた人々の話では、取材を受けた人は謝礼としてiTunes Storeのギフトカードをもらえるようだ(額は不明)。

地元の注目ミュージシャンがApple Storeに結集

 iPodといえば音楽だ。アップルはこの製品の発表で、一挙に音楽シーンのリーダーと言うイメージを固めた。そうなることで、ミュージシャンも次々とアップルに集まるようになり、それがアップルの音楽業界の牽引者としてのイメージをさらに高めるという良循環が起きている。これまでにも国内、海外のApple Storeでさまざまな有名ミュージシャンがインストア・ライブを行ってきたが、今週はApple Store Sapporoで集中的にライブを行なっていく。

 最初のライブを飾ったのは福原美穂さん(→ブログ)で、6曲を披露したインストアライブには80人以上の観客が集まった。デビュー1年目の福原さん、アップルストアでのライブは先月につづいて2度目だが「お客さんとの距離感の近さが好き」だという。

19歳とは思えないほどの深さと声量で心に響く歌を6曲熱唱した福原美穂さん。Apple Store Sapporoでのライブはこれが先月につづいて2度めだという

 Apple Store Sapporo、この後の予定では、YOSAKOIソーラン祭りが始まる6月6日、この日、シングル「星でも眺めよう/Flower〜気味という名の花」でメジャーデビューを飾る小松優一さんが、デビューライブを行う(ゲスト:サジカゲン・minami)。

 7日には札幌82.5MHz 北海道のミュージックステーションFMノースウェーブのリクエスト番組(月-木 17:00-20:00)「DJ TETSUYA, REQUEST MASTER」がスタジオを飛び出してApple Storeから生放送を行なう。

 8日には自分を褒め讃える作品しか作らない詩人、三代目魚武濱田成夫がポエトリー・リーディングを行なう。

 そして6月9日と10日の2日間は、「CUE MUSIC JAM-BOREE in ゆうばり」プレイベントとして、6月30日と7月1日に開催される野外フェス「CUE MUSIC JAM-BOREE in ゆうばり」のプレイベントを2日間にわたって行い、CREATIVE OFFICE CUEの鈴井貴之氏がしかけるアーティストたちが登場する。9日は月光グリーンが、10日にはSERVICE ACEと Jake stone garageが登場予定だ。

 Apple Storeは「まずは立地ありきで、人々が一番集まってくる場所に出店する」のがポリシーだと言うが、札幌が1年で一番熱くなるこの週は、Apple Store Sapporoにとって1年で最も重要な1週間になる。

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