9月21日、「Mac Shop」1号店がビックカメラ有楽町店本館5階にオープンした。アップルブランドで統一された売り場の中にMacintoshの全ラインアップを展示、実際の使用感などを試せるほか、アップルのセールスコンサルタントによる製品説明や購入相談を受けることができる。これまでアップルは、全国に展開されるアップルストアを中心にユーザー体験を提供してきたが、今回初めて量販店内に進出する。
Mac Shop1号店の開設にあたってビックカメラ有楽町店 店長 石川勝芳氏は、「初めてのMac Shopとなりますが、あくまでもビックカメラとしてきめ細やかなサービスを提供していきたい」と抱負を語り、量販店の強みを生かした豊富なデジタル機器ラインアップとの連携や、周辺機器、ソフトウェアなど、ワンストップで環境を整えられるMacユーザーの総合的な売り場をめざす。今年中に他店舗への展開も図る考えだ。
Mac Shopの面積は全体で約100平方メートルと、同階にある他社ブランドのブースと比べるとひときわ広く、商品の陳列にも余裕がある。ユーザーがMacintoshのさまざまな機能を体験できるよう、Photo、Movie、Musicなど目的別にブースを分けているのも特徴だ。また、各所に木製のベンチがあるのもほかの売り場とは異なる。


アップルストア銀座からも徒歩の距離にあるビックカメラ有楽町店本館(写真=左)。各メーカーのPCがひしめきあう5階売り場にMac Shopがある(写真=中央)。Mac Shopの売り場面積は約100平方メートルで、他社のブランドに比べるとかなり広い(写真=右)。

Photo、Movie、Music、blogなどiLifeの活用例をフォトアルバムやオリジナルDVDの見本とともに体験できる。これらのコンテンツはアップルコンピュータがMac Shopのために用意したものアップルコンピュータ広報の鈴木氏は、「Intel製CPUを搭載したMacの登場で、従来のMacユーザー以外にも非常に関心が高まっています。そこで、初めての方もより身近に使っていただく場としてMac Shopを開設しました」と語る。
直営店であるアップルストアには、技術的なサポートをしてくれるGENIUS BARや、定期的にワークショップを開催するシアタールームなどもあるが、実際にユーザーひとりひとりがMacを使ってフォトアルバムやムービーなどを作成するといった体験を提供するのは難しかった。今回のMac Shopはこの部分を補う。
「Mac Shopとアップルストアで相互に補完しながらユーザー層をさらに拡大していきます」(鈴木氏)
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