ケンウッドは6月7日、USB端子を搭載した車載用CDレシーバー「U929」を6月下旬より販売開始すると発表した。価格は7万3500円。
新製品は搭載するUSB端子を利用することで、iPodをはじめとしたデジタルオーディオプレーヤーやUSBメモリなどに収録された楽曲を再生可能な1DINタイプのCDレシーバー(iPodの接続には別売のインタフェースケーブル「KCA-iP200」が必要)。
再生可能なファイル形式はMP3/WMA/AAC/WMVで、本体には512Mバイトのメモリも搭載しており、CDやUSBメモリから楽曲データを転送/保存しておくことができる。もちろん再生も行える。
中央にボタンを配置した4方向キーに加え、左右に回せるロータリーコントロール機能を追加した新開発の操作インタフェース「マルチコントロールホイール」を搭載することで、ファイル検索などの操作スピードを向上させた。また、クリックホイールをイメージした操作モード「iPodモード」も用意されており、iPod接続時にもストレスなく操作できる。
カーオーディオならではの機能として、キャビンのサイズとスピーカーを選択すると自動的に空間補正を行う「サウンドマネジメントシステム」を搭載するほか、独自の圧縮音源に対する音質補完技術「Superme」、バーチャルサラウンドなどの音響効果を付加する「SRS WOW HD」も用意されている。背面には3.5ミリステレオミニ入力も用意されている。
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