成田からの直行便で約4時間、中国福建省の南にある港町アモイ(※)に行ってきた。日本での知名度はあまり高くないが、香港と台湾のほぼ中間に位置し、穴場的な観光地として最近にわかに注目を集めている場所である。見どころは、租界時代に流入した欧米の文化と、古くからある中国の伝統とが混ざり合った独特の風景だ。南国ならではのフルーツや海産物もうまい。
※+D Style特集「穴場リゾート 厦門(アモイ)」を参照。
ちょうどアモイを訪れた日は雨天だったが、今回の旅に関しては雨だろうが雪だろうが、特に気にはしていなかった。なぜなら持参したカメラが、防水対応のオリンパス「μ780」と「μ770SW」だからだ。防水性能をチェックするには、むしろ雨のほうが都合がいい。それに、晴天のアモイの写真はガイドブックにたくさん載っている。雨天+防水デジカメだから撮れる、しっとりした雰囲気の写真を狙ってみた。
オリンパス「μ780」。光学5倍ズームと710万画素CCD、CCDシフト式の手ブレ補正を搭載した生活防水デジカメ
オリンパス「μ770SW」。光学3倍ズームと710万画素CCDを備え、水深10メートルの防水機能を持つヘビーデューティ機
アモイのコロンス島にある海上花園酒店。雨の日は人の姿が少ないという意味では、風景や建物の写真が撮りやすい。μ780
今が旬の楊梅(ヤマモモ)。このほか、パパイヤ、マンゴー、ドリアン、パイナップルなどアモイは果物が食べ放題。μ780
感度ISO800で、福建産のビール「大白鯊」を接写。甘口でアルコール度数は低め。中ビンサイズでも日本円で1本100円以下なのでビールも飲み放題。μ780
μ770SWを水面すれすれに構え、池に降り注ぐ雨そのものを撮影。ほかのカメラではこんな真似はできない
アモイ最大の観光スポットであるコロンス島に行くためのフェリー。μ780
μ780では、テレ側180ミリ相当の画角を得られ、ちょっとした望遠撮影が可能。CCDシフト式の手ブレ補正があるので、ブレの不安は少ない
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