音質を高めたピアノ仕上げの「KX-3P」、登場
クリプトン(KRIPTON)は8月20日、ブックシェルフ型スピーカー「KX-3P」を10月上旬より販売開始すると発表した。価格は34万6500円(ペア)。
「KX-3」「KX-3M」に続く、シリーズの最新モデル。KX-3は録音スタジオなどプロの現場にも多く導入されているが、そこから得られた意見を参考にしつつも、「スタジオモニター」ではなく、音楽を楽しく聴ける「ミュージックモニター」として位置づけられている。
2ウェイ密閉型という基本的なコンセプトにかわりはないが、音質の向上を狙ってウーファーとツィーターのインピーダンスをあわせるなど、位相の徹底した管理が行われている。ツィーターは2.5センチ径ピュアシルクソフトドーム、ウーファーは17センチ径のクルトミュラー・コーンを搭載。いずれもアルニコマグネット壺型内磁方式を採用しており、ボイスコイルには「MEXCEL OFC エッジワイズワイヤー」を使用し、ゆがみの発生を最低限に抑えている。
内部に目をやっても、メタライズドフィルムコンテンザーなどを採用することでゆがみの発生を抑えているほか、内部配線にはモニター製のOFCケーブル、金メッキの接続端子はバイワイヤリング方式にするなど各所にもこだわり、ツィーター/ウーファーの音を極限まで引き出している。なお、クロスオーバー周波数もKX-3/-3Mの3000Hzから2500Hzに変更されている。
キャビネットには針葉樹のチップを圧縮した18ミリのパーチクルボードを使用。一般的なMDF材に比べると非常に木材の比率が高く、木材率が90%を超える。ここに天然材のつき板を配し、ピアノ調の仕上げが施される。このフィニッシュは全16工程を経る手間のかかったもので、実際に楽器のピアノを手がける工場で行われている。硬質なピアノ仕上げとすることで、ヌケのよい高音の響きを経ている。
バスレフポートなどを設けない密閉型であるため、低音制動にも細心の注意が払われている。キャビネット内部の吸音材に、ウール100%の低密度フェルトと同社の吸音材「ミスティックホワイト」の2つを用いることで、歯切れのよい、豊かな低音を再生する。サイズは350(高さ)×219(幅)×290(奥行き)ミリ、10キロ。
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