FZ18のボディはFZ8(関連記事)のデザインコンセプトをそのままにレンズが18倍になったのに合わせて少しだけ大きく重くなった感じ。
だから操作系もFZ8を継承している。
液晶モニターの上にはEVF。この18.8万画素のEVFは目を当てやすい位置にあり、見え具合も悪くない。
液晶モニターは2.5インチで20.7万画素。明るくて見やすいが、上下の画角がやや狭いのが弱点か(ハイアングルモードを持っているが、それは対症療法だろう)。
撮影機能はオートが中心のFXシリーズに比べるとかなり多彩で面白い。
操作は円形に配置された十字キーとは別にジョイスティックを装備しているのが特徴。これがなかなかよい。
例えばAFは11点のAFポジションから任意の1点を選ぶ1点選択モードや、11点から6パターンのAFエリアを選べるマルチAF機構を装備しているが、この操作はジョイスティックで簡単に行えるのですぐに対応できる。
ジョイスティックを長押しすると撮影時に使える機能を呼び出してさっと変更できるし、露出補正もジョイスティックを左に倒して露出補正モードにし、上下に倒すだけなので、ファインダーから目を離さずに親指の感覚だけで操作できる。絞り値やシャッタースピードもジョイスティックで操作だ。
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