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» 2007年09月18日 13時17分 公開

橘十徳の「自腹ですがなにか?」第12回:お部屋のニオイを退治する電動ファン付き消臭機 (2/2)

[橘十徳,ITmedia]
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 パッケージは中身が見える簡易なもので、家電製品のようには見えない。サイズは76(幅)×151(高さ)×79(奥行き)ミリと普通の消臭剤に比べると大きいが、ファンが内蔵されていることを考えればコンパクトな方だと思う。本体は白い筒状のシンプルなデザインだ。少なくとも消臭成分が外側から丸見えの普通の消臭剤よりはずっと上品だし、これならどんな部屋に置いても違和感がないと思う。正面のカバーには9つの穴が開いており、上部中央の穴がパイロットランプ、下部中央の穴が吹き出し口となっている。正面カバーを縦にスライドさせて引き上げると、消臭剤の「エアリオン・ジェル100SP」がセットされている。

photophoto ケース上部のスイッチ(左)と底部の電池ケース

 消臭剤の下が電池ケースになっているので、まずは電池ケースを引き出して電池をセットする。使用するのはアルカリ単三形乾電池4本だ。AC電源ではないので機動力は高い。壁掛け用のフックも同梱されており、どこでも好きな場所に置ける。電池をセットしたら、今度は消臭剤を一旦取り出してフタを開ける。中フタのアルミ箔を剥がして、そのままフタをしないで元通りの位置に戻せばセットは完了。カバーをスライドさせて閉じてから運転開始だ。電源スイッチはケース上部に小さなスライド式のスイッチが付いており、スイッチを入れるとパイロットランプが赤く光る。

一晩置いただけで効果アリ

photo 背面には壁掛け用のフック穴がある

 ファンの音は耳を近付けてようやくわかるくらいのかすかな音だ。ファン自体はあまりしっかりとした作りではなく、なんとなく安っぽい感じだが、この静粛性なら十分合格点。ファンは回りっぱなしではなく、5秒間回って約20秒間止まる間欠運転となっている。電池はこのペースで運転させて、約2カ月間使用可能とのこと。交換用のジェルも同じくらいで取り替える必要があるそうだ。電池はニッケル水素充電池を使うとしても、交換用のジェルは「Amazon.co.jp」で690円かかるので、この分のランニングコストも考えておく必要がある。

 実際にキッチン周りに置いて使ってみた。それまでは生ゴミが溜まったりするとゴミ袋から嫌な臭いが少し漂っていたが、一晩置いておいただけでこれらの臭いがすっかり消えた。普通の消臭剤と比べても効果は高いという印象だ。これだけの効果があるなら、2カ月後にまた交換用ジェルを買おうという気になる。

 置いた場所はキッチンと言ってもリビングに通じている開けた場所なので、六畳用のこの製品には少し荷が重いかなとも思ったが、十分な効果が得られた。ただし、メーカーとしては六畳以内の密閉した場所に置くように指示しているので、広い部屋で使う場合は、16畳用の「エアリオン・ワイド」を選んだ方がいいだろう。

ワンランク上の消臭効果を手軽に

 ファンやモーターの耐久性が少し心配だが、気になる点はここだけで、2800円分出して購入する価値は十分にあると思う。説明書によると、この消臭剤はシックハウスの原因であるホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなども除去できるそうだ。また、タバコから出るアセトアルデヒドにも効果があるとしている。普通の消臭剤が百円ショップで買える時代なので、少し高く感じるかもしれないが、ワンランク上の消臭効果を求めている人には最適だ。日頃、生活悪臭に悩まされている方は、ぜひ一度試していただきたい。

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