日立製作所は9月26日、薄さ1.9センチの32V型液晶テレビ試作機を「CEATEC JAPAN 2007」(10月2日から、千葉・幕張メッセ)で展示すると発表した。量産は2009年以降になる予定だ。
1280×768ピクセル(WXGA)表示に対応した最薄部1.9センチ、最厚部2.5センチの液晶テレビで、チューナーは外付け。壁掛けテレビとして利用できる。
同社の薄型テレビは32V型までを液晶、それ以上をプラズマで生産している。「薄型テレビ市場では大型化競争が起きているが、大型テレビはリビング向け。子ども部屋や寝室向けの2台目需要に、32V型以下の中・小型のニーズが高まるだろう」(同社広報部)と見て32V型での展示を決めたという。
薄型の液晶テレビでは、シャープが8月に薄さ2センチの52V型液晶テレビ試作機を発表している(関連記事参照)。
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