パイオニアは9月26日、DVDプレーヤーの新製品「DV-800AV」を発表した。10月下旬に発売する予定で、価格はオープン。店頭では7万円前後になる見込みだ。
アップスケーラを内蔵し、DVDの映像信号を1080pへアップスケーリングしてHDMI端子から出力できる。またDVDオーディオやSACDの再生にも対応。SACDに記録されているDSD方式のデジタル信号をHDMIからダイレクトに出力できるため、対応するAVアンプと組み合わせれば、SACDの音声をそのままのクオリティで楽しめる。
再生可能なメディアは、DVDビデオ、DVD-R/-RW/-R DL。コピーワンス番組を記録したCPRMディスクの再生にも対応する。さらに、JPEG画像を高解像度で映し出すJPEG HD対応やDivX Ultra/DiviX、WMVなど圧縮映像ファイルの再生もサポートしており、これらの信号をアップスケールした映像信号をD4端子から出力することもできるようになった(従来はHDMIのみ)。さらにWMAやMP3、MPEG-4 AACといった音楽データを記録したCD-R/-RWディスクも再生できる。
出力端子は、前述のHDMI、D4端子にくわえ、コンポーネント、S2映像、コンボジット、光デジタル音声、同軸デジタル音声、アナログマルチch音声出力など。HDMIと光デジタル音声を除き、すべて金メッキ仕様となっている。HDMI端子はHDMI CCによるコントロールをサポート。同社製プラズマテレビやAVアンプをHDMIケーブルで接続すれば、電源のオン/オフなどの連係動作が可能になる。
筐体は制振性に配慮してフロントやリアパネルと一体になったノコックシャーシを採用。また本体底面のスタビライジング・プレートを厚く、重くすることで剛性を高めた。外形寸法は、430(幅)×102(高さ)×314(奥行き)ミリ。重量は5.3キログラム。リモコンが付属する。
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