ソニーは9月28日、120Hz駆動が可能なフルHDパネル「SXRD」を搭載したビデオプロジェクターの最上位モデル「VPL-VW200」を発表した。価格は136万5000円。11月20日に発売する。
独自のディスプレイデバイス「0.61型ハイフレームレート フルHD SXRD」(Silicon X-tal Reflective Display)を搭載。IBリダクションを追加した新しい「モーションフロー」と組み合わせ、動きの早いシーンで発生しやすいブレを低減する。
DRC-MFv2.5を核とする「ブラビアエンジンプロ」は、ビデオプロジェクター用に新たに調整。シーンの明暗に合わせて絞り(アイリス)開閉する「アドバンスト・アイリス2」や光の方向を整える「ハイコントラストプレート」との組み合わせにより、コントラスト比3万5000:1を実現した。光源は太陽光に近い光特性を持つ400ワットの「ピュア・キセノンランプ」。輝度は最大800ルーメンとなっている。
レンズはお馴染みの「カールツァイス バリオゾナー」で、アルミの鏡筒に前面マルチ反射防止処理コーティングを施したガラスレンズを収納。レンズに発生する収差やひずみも最小限に抑えるという。投写距離は、100型ワイド画面で約3.1〜5.3メートル(約1.8倍)。最大300インチ(最短9.665メートル)まで対応する。
HDMI端子は2系統あり、PC入力や24p入力をサポート。またHDMI CECに対応し、電源のワンタッチプレイやシステムスタンバイを外部機器と連動できる。このほかコンポーネントやS端子、コンポジット、D-sub15ピンも備えた。外形寸法は、496(幅)×574(奥行き)×175(高さ)ミリ。重量は約20キログラム。本体色と同じダークブルーのアルミプレートを使用した新型のリモコンが付属する。
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