ソニーは8月21日、フルHDプロジェクター「VPL-VW60」を9月20日より販売開始すると発表した。価格は44万1000円。
総画素数約622万画素(約207万画素×3)の0.61型「SXRD」(Silicon X-tal Reflective Display)を搭載したフルHDプロジェクター。入力信号の輝度レベルに応じて絞りを無段階に開閉する「アドバンスト・アイリス2」やランプの光の方向を整える「ハイコントラストプレート」などをあわせて搭載することで、35000:1という高いコントラスト比を実現した。
投射レンズには1.8倍ズームの「ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ」が用いられており、対応投影スクリーンサイズは40〜300インチ。投射範囲は100インチワイド画面時で約3.1〜5.3メートル。輝度は最大1000ルーメンとなっている。ランプは200ワットの高圧水銀ランプで、独自の光学エンジンによってより明るい映像を実現したほか、白や赤の色再現性も向上させている。
画像処理エンジンには「ブラビアエンジン」を搭載。インタフェースとしてはPC接続可能なHDMI(2系統)のほか、コンポジット/Sビデオ/コンポーネント/D-Sub15ピンをそれぞれ1系統備える。HDMIはCEC(Consumer Electronic Control)対応なので、AVアンプなどから電源投入やシステムスタンバイが行える。Blu-ray Discフォーマットに規定されている24p入力にも対応する。
リモコンも新型となった。利用頻度の高いシャープネスや明るさ、コントラストをダイレクトに調整できるキーを配置したほか、操作ボタンを大型化して操作性を高めている。本体サイズは395(幅)×174(高さ)×471(奥行き)ミリ、約11キロ。
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