前回(→5万円以下で買いたいデジ一眼アクセサリー)では実売5万円で狙えるデジ一眼アクセサリーを紹介したが、予算を10万円までに設定できるならば、まずは普段は手が出しにくい“チョイ上”レンズを狙いたい。
カメラ本体が10万円を切る価格で販売されている現状で、レンズに10万円をかけるのは高いような気がするかもしれないが、カメラの場合、レンズは一生ものの場合が多く、カメラを買い換えても買い増しても、マウントさえ共通ならばそのまま使い回せるというメリットがある。レンズは価格に比例して描写が良くなっていくので、必要ならば高くても手に入れて、ひと味違う描写を体験してみてもらいたい。
まずオススメしたいのは単焦点レンズ。単焦点レンズの描写は、一度使うと病みつきになること請け合いだ。ズームレンズのような利便性はないが、自分で動いて構図を作り出していくことで、撮影がさらに面白くなる。
予算が10万円ならば、コシナー「Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZF」やキヤノン「EF135mm F2L USM」、ニコン「Ai AF DC Nikkor 105mm F2D」といった定評のあるレンズが視野に入る。
単焦点レンズではほかにも、コシナー「Carl Zeiss Biogon T* 2.8/28 ZM」、パナソニック「LEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.」、ペンタックス「FA31mmF1.8AL Limited」といったものもある。
この価格帯だとズームレンズも充実している。キヤノン「EF17-40mm F4L USM」、オリンパス「ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」、ニコン「AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)」、トキナー「AT-X 535 PRO DX 50-135mm F2.8」といったところが狙える。特徴のあるレンズでは、シグマ「4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM」のような魚眼レンズも手持ちにあると面白い。
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