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第87回 初詣と深夜の関係今日から始めるデジカメ撮影術(3/4 ページ)

» 2007年12月27日 08時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

三脚を持って初詣

 初詣に三脚を持って行くのはよほどの写真好きであるが、三脚があると感度を上げなくても夜中の寺社をきれいに撮れる。初詣をちゃんと撮りたいと思ったら三脚は必須。

 手持ちで感度が低いとどう頑張ってもこんな風にブレちゃうが、三脚があるとぴしっと止まって初詣のおごそかな感じが写し取れる。

手持ちだとブレちゃうが(左)三脚を使うとびしっと撮れる(中)。スローシャッターもバッチリ(右)

 さらに15秒というスローシャッターで撮ってみた。15秒あると動いている人は水の流れのようにモヤっと写り、独特の世界が繰り広げられる。

 そしてなにより感度を上げなくてすむのはでかい。やはりノイズがなく漆黒の闇がきれいに撮れるからだ。感度を上げて手持ちで撮るのとはクオリティが違う。


 三脚を使って撮ったかがり火と(左)。かがり火を頼りにおみくじの結果をチェックする人(右)。こんな写真も三脚があってこそ。上空に舞う火花の形を見るとスローシャッターであることがよく分かる。


 これも三脚を使って撮影。感度を上げてないので、白がくっきりときれいに写っている。人がブレて写っているのが逆にリアルだ。

 ちなみに、このときは午前0時だというのにあまりに参拝客が多くて、参拝はあきらめて帰宅し、昼間、あらためてお参りいたしました。

通りまではみ出るくらい大勢の人が並んでいたのである

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