世界最大級の家電見本市「International CES(Consumer Electronics Show)」が間もなく開幕する。期間は1月7日から10日までで、開催地は昨年と同じく米ラスベガスだ。
International CESは、今年で41回目を迎える世界最大のコンシューマエレクトロニクスショー。ラスベガスの巨大展示会場「Las Vegas Convention Center」をメイン会場とし、2700社以上が文字通りの「コンシューマエレクトロニクス」(家電)に関する各種AV機器からパソコン、携帯電話、ゲーム機などの最新製品を展示する。
薄型テレビの大型化を始め、Blu-ray DiscとHD DVDの規格争いなど、家電業界のホットな話題が発信されるこの展示会だが、今年も話題は尽きない。
ワーナー・ホーム・ビデオのBD一本化(関連記事)に伴い、予定されていたHD DVD Promotion Groupのカンファレンスは急きょキャンセルされたが、HD DVDの牽引役である東芝は予定通りカンファレンスを行う予定となっており、どのような反応を示すか関心が高まる。もちろん、会期中には“ライバル”であるBDA(Blu-ray Disc Association)のカンファレンスも行われる予定だ。
各界のキーパーソンを招いての基調講演も行われ、開幕前夜(現地1月6日晩)の基調講演には米Microsoftのビル・ゲイツ氏が登場する。ゲイツ氏は2008年7月に第一線を退くことを発表しており(関連記事)、氏の決心が揺るがなければ今回の講演がCESで米Microsoftのゲイツ氏を見るラストチャンスとなる。
ITmediaでは、特派員によるInternational CES最新情報をお届けする。
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