日立製作所の米国法人(Hitachi America)は1月7日(現地時間)、厚さ3.5センチ(1.5インチ)の液晶テレビ「UTシリーズ」を今年第2四半期に北米市場に投入すると発表した。また、同じく厚さ1.5インチの50V型プラズマテレビのプロトタイプを同社ブースで公開している。
プロトタイプはALISパネルを採用しており、解像度は1280×1080ピクセル。UTシリーズと同様のフロアスタンドタイプが展示され、同社が掲げる「レイアウトフリー」の一翼を担う製品であることが伺える。ただし、放熱機構には改善の余地があり“壁ピタ”設置はまだ無理だという。なお製品化について同社では、「今後も技術開発を進め、2009年の実用化を目標にしたい」と話している。
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