ヤマハは1月28日、同社のAVアンプ「DSP-Z11」にブラックカラーを追加すると発表した。「昨今の薄型テレビやDVDレコーダーとシステムを構築するにあたり、ブラックカラーで統一したい」という市場の要求に応えたもの。価格は通常版と同じ69万3000円。3月上旬から受注生産を開始する。
DSP-Z11は、ヤマハが昨年12月に発売したフラグシップAVアンプ。ドルビー TrueHDやDTS−HDマスターオーディオなど最新のHDオーディオをサポートしたほか、独自の「シネマDSP HD3(エイチ・ディー・キュービック)」を搭載。フロントプレゼンス(2ch)とリアプレゼンス(2ch)をくわえ“高さ”方向の初期反射音を含むサラウンド再生を実現する。
アンプ部は合計11chで、定格出力は各ch140ワット(フロント、リアのプレゼンスは50ワット)。HDMI端子は入力×5系統と出力×2系統。このほか、映像入力としてコンポジット×6、S端子×6、コンポーネット×4、D5×4を備えている。音声入力は、アナログ音声×11、光デジタル×5、同軸デジタル×4。
外形寸法は435(幅)×210(高さ)×497(奥行き)ミリ。重量は34キログラム。学習機能付きのリモコンと簡易リモコンの両方が付属する。
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