ニコンは1月29日、機能性重視のコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX Pシリーズ」の新製品として、有効810万画素CCDを搭載した「COOLPIX P60」を発表した。3月上旬にオープンプライスで発売する。実売想定価格は3万円前後。
落ち着いたデザインのボディに、露出モード(プログラムオート/マニュアル)やシーンモードなどを直感的に設定できる「モードダイヤル」を搭載。グリップや構えやすい指置きスペースを設けるなど、カメラとしての使い勝手に配慮した「正当派のカメラ」(同社)だ。液晶モニターは2.5型液晶で、ほかに液晶ビューファインダーも備えている。
CCDは8.1Mピクセルで、35mmフィルム換算で36〜180mm相当(F3.6〜4.5)の光学5倍NIKKORレンズを搭載。イメージセンサーシフト方式の手ブレ補正(VR)機構や独自の画像処理コンセプト「EXPEED」を組み合わせた。また独自の顔認識AF、アドバンスト赤目軽減、D-ライティングで美しいポートレート撮影を可能にする「フェイスクリアー機能」も採用している。
電源は単三形乾電池×2本。アルカリ乾電池、オキシライド乾電池、リチウム電池などが利用できる。アルカリ乾電池を使用した場合、約190コマの撮影が可能だ。記録メディアとして12Mバイトのメモリを内蔵するほか、SDメモリーカードも利用できる。
外形寸法は、約95.5(幅)×63.5(高さ)×36(奥行き)ミリ。重量は約160グラム(バッテリー、SDメモリーカード除く)。
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