カシオ計算機は1月29日、1000万画素クラスのデジタルカメラとして「世界最小最薄」(1月29日時点、同社調べ)を実現した新製品「EXILIM CARD EX-S10」を発表した。2月15日よりシルバー、ブラック、レッドの3色を、4月上旬よりブルー、ホワイトの2色を販売する。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
“上質なものにこだわるお洒落な大人に向けたモデル”というEXILIM CARD EX-S10。ボディの質感や色合いの美しさを重視して、厚さ15ミリ(最薄部13ミリ)のスリムなフォルムを実現している。
撮像素子は有効1010万画素の1/2.3型CCDを搭載し、焦点距離36〜108ミリ(35ミリ判換算)の光学3倍ズームレンズを採用する。開放F値はF2.8-F5.3。
撮影機能としては従来の顔認識機能に加え、シャッターを押さなくても自動で撮影が行われるオートシャッター機能を搭載した。ブレ検出や顔認識・笑顔認識の技術を使用して、手ブレや被写体の動きが止まった瞬間や笑顔の瞬間を自動で撮影する。また、液晶モニターが見えない“自分撮り”の際にも、フレーム内の顔を検出して自動撮影を行うことができる。
動画撮影機能では高圧縮なH.264方式を採用し、アスペクト比16:9のワイドフレームでムービー撮影ができる。また、本体に独立した「ムービーボタン」を配置しているので、素早く動画モードに移行することができる。YouTubeへの投稿に最適なサイズ(640×480ピクセル)で動画を撮影する「YouTube撮影モード」も搭載している。
SD/SDHCメモリーカード、MMC、MMC plusに対応するほか、約11.8Mバイトの内蔵メモリでも記録できる。リチウムイオン充電池で駆動し、約280枚の撮影が可能。サイズは94.2(幅)×54.6(高さ)×15(奥行き)ミリで、重さは約113グラム(電池、付属品含まず)。
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