松下電器産業は1月30日、ホームユース向けの液晶モニター付きフォトプリンタ「KX-PX30」を発表した。2月中旬から販売を開始する。価格はオープンで、市場想定価格は2万2800円前後。
約23万画素の3.6インチ液晶モニターを備え、入力インタフェースとしてSDカードスロットとUSB端子、PictBridge端子を搭載。デジタルカメラで撮影した写真をPCレスでプリントできる。また、高速赤外線通信機能「Irsimple」に対応しているので、同規格対応の携帯電話から写真を転送してプリントすることもできる。
プリント機能として、高画質自動補正技術「ビビッドシーン」を採用する。同社のデジタルカメラ「LUMIX」シリーズで撮影した写真のシーンモード情報を読み取ることで、シーンに適した写真のプリント補正を自動で行う。
また、新機能「ムービーシーンプリント」では、カメラで撮影したMotion JPEGの各コマのプリントに加え、SDメモリーカード対応の同社デジタルビデオカメラによりAVCHD方式で記録されたハイビジョン動画の画像プリントにも対応する。AVCHDのプリントでは、1秒間に2コマずつ生成されるサムネイル画像から、プリントする写真を選択することができる。
記録紙はL判/ポストカード/ワイドサイズに対応し、16:9ワイド比率のプリントを行なえる。記録時間はL判1枚で約48秒。本体サイズは約175(幅)×62.5(高さ)×131(奥行き)ミリで、重さは約1030グラム(本体のみ)。
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