ITmedia NEWS >

無線LAN搭載プレーヤー「gigabeat T」に「GyaO」対応モデル外でもGyaO

» 2008年02月07日 15時08分 公開
[ITmedia]
photo 「gigabeat T802」。カラーはブラックのみ

 東芝は2月7日、ポータブルプレーヤー“gigabeat”の新製品「gigabeat T802」を2月15日より販売開始すると発表した。8Gバイトのメモリを搭載しており、価格はオープン。同社直販サイト「Shop1048」での価格は2万9800円。

 無線LANを搭載することPCレスでポッドキャストがダウンロードできるカード型メモリプレーヤー「gigabeat T401」の上位モデルで、メモリ容量がT401の4Gバイトに対して、8Gバイトにアップしている。基本的なメディアプレーヤーとしての機能はほぼT401と同等だが、BBモバイルポイント/HOTSPOT/Mzoneへの接続設定がプリセットされるほか、バッファローのAOSSにも新たに対応した。BBモバイルポイントについては、パッケージに3カ月無料接続権(5月7日まで)が付属する。

 USENの動画配信サービス「GyaO」の本製品向けサービス「GyaO for gigabeat」の視聴も可能となった。本製品専用に用意された9ジャンル(映画/ドラマ/ドキュメンタリー/音楽/スポーツ/バラエティ/アニメ/アイドル/ビューティー)・600本以上の映像を無料で楽しめる。解像度はQVGAで、ビットレートは384kbps。映像はストリーミングで配信されるため、視聴時には無線LANに接続している必要がある。なお、本サービスの提供は現在のところ8月7日までの期間限定となっている。

photo

 メディアプレーヤーとしては、MP3/WMA/WMA 9 Lossless/WAVの楽曲ファイルとWMVの動画ファイル、JPEGの表示・再生に対応。Windows DRM10に対応しているので、定額制の配信サービスも利用できる。液晶のサイズは2.4インチ(320×240ピクセル)で、本体サイズは54(幅)×85.6(高さ)×9.9(奥行き)ミリ、重さ約58グラム(バッテリー含む)。

 既存の無線LAN搭載モデル「gigabeat T401」も新出荷分より「Ver2.0」となり、T802と同等のファームウェアを搭載する。BBモバイルポイント/HOTSPOT/Mzoneへの接続設定が含まれるほか、モバイルGyaoの視聴が行える。また、T401の既存ユーザーについては無料のバージョンアップサービスを実施する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.