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マルチアングル液晶搭載の光学15倍サイバーショット「DSC-H50」

» 2008年04月23日 15時00分 公開
[ITmedia]

 ソニーは4月23日、光学15倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「DSC-H50」を5月16日より発売すると発表した。価格はオープンで、実売予想価格は5万円前後。

 新製品は「DSC-H7」の後継モデル。キズに強いUVハードコートを施したボディに、有効画素数910万画素の1/2.3型CCDを搭載した。

photophoto 「DSC-H50」。カラーはブラックとシルバーの2色

 光学式手ブレ補正機能や最高ISO3200による高感度撮影、35ミリ換算31〜465ミリ相当の光学15倍ズーム“カールツァイス バリオ・テッサー”レンズを装備。背面に搭載している3型の「クリアフォト液晶プラス」には、上下各90度に可動するマルチアングル機構が採用されており、ハイ/ローアングルでの撮影がより容易に行える。

photophoto 背面の液晶は上下各90度に稼働する

 本体サイズは116.1(幅)×81.4(高さ)×86.0(奥行き)ミリ、重量は約415グラム(撮影時約547グラム)で、デザイン面ではステンレス製レリーズボタンやキャラメルローレット仕上げのモードダイヤル、黒の皮シボ塗装などで高級感を演出している。

 撮像エンジンは「BIONZ」で、子供と大人の識別可能な新スマイルシャッターや、逆光/逆光&人物/夜景/夜景&人物/三脚夜景の各シーンをカメラが自動認識するおまかせシーン認識、場面に応じた露出やコントラストを自動調整するD-レンジオプティマイザーなども搭載。

 好みや撮影意図に応じて調整できる「ノイズリダクション設定」、撮影画像に5種類の効果を追加できる「カラーフィルター」、狙った被写体にピントが合わせやすい「セミマニュアルフォーカス」を搭載。従来の「EVブラケット」に加えて「ホワイトバランスブラケット」および「カラーモードブラケット」も新採用された。

 そのほかにもかんたん撮影モード、顔検出「顔キメ」、HD対応の「音フォト」、各種マニュアル撮影機能、16:9の撮影モード、顔検索再生&日付ビューなども装備。また、同時にソフトキャリングケース「LCS-HD」(5250円)も発売される。

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