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バンダイの小型ロボット「HEX BUG」、第2弾は“カニ”新種発見?

» 2008年07月14日 12時37分 公開
[ITmedia]

 バンダイは7月14日、カニの動きや生態をリアルに再現した小型ロボット「HEX BUG Crab」を発表した。8月9日に「RED」と「BLUE」の2色を発売する予定だ。価格は各2625円。

photo 「HEX BUG Crab」。(C)2007 Innovation First.Inc

 リアルな動きと微妙なカラーバリエーションで話題になった昆虫型ロボット「HEX BUG」の第2弾。ロボット教材などを多く手がける米Inovation First(イノベーション・ファースト)が開発したもので、複数の足を動かしながら、1つのマイクロモーターで器用に“カニ歩き”をする。先月の「東京おもちゃショー2008」会場でデモンストレーションを行い、20〜30代の男性を中心に人気を博した。

photophoto 東京おもちゃショー2008のバンダイブースで展示された「HEX BUG Crab」。複雑なリンク機構を用いて器用に横歩き
photophoto 背中に光センサーを搭載。周囲の明るさを検知して、暗闇を見つけると身を潜めるように止まる

 光と音のセンサーを搭載。手をたたくなど、大きな音を検知すると、まるで逃げるように進行方向を変える。また岩場の影に身を潜めるカニのように、背中の光センサーが暗闇を感知すると、その場でピタリと動きを止める。

 「カニは、暗い場所に入ると、ある程度奥に進んでから止まります。その動きに近づけるため、HEX BUGも暗闇を感知してから約3秒後に動きがストップするようにプログラムされています」(バンダイ プレイトイ事業部コミュニケーショントイチームの近藤創氏)。

 なお、バンダイの公式サイト「ASOVISION」では、動画(WMV)でHEX BUG Crabの動きを確認できるほか、製品担当者によるブログ「カニをめぐる冒険」も公開中。

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