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「にゃウンド肉球」の“ぷにぷに”感を動画でチェック声はあの人でした

» 2008年07月29日 18時12分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 エポック社は7月29(にくきゅう)日、9月末に発売する「やみつき触感! にゃウンド肉球」の概要を明らかにした。肉球を押すと聞こえる“にゃんこボイス”には声優の藤田咲さんを起用。また廉価なカプセル玩具バージョンの先行発売も決定した。

やみつき触感! にゃウンド肉球

photo にゃウンド肉球


 にゃウンド肉球は、世の猫好きをとりこにする肉球をモチーフにしたキーチェーン玩具だ。TPE(熱可塑性エラストマー)と呼ばれる特殊な樹脂素材を使用して、あの“ぷにぷに”とした感触を完全再現。しかも押すたびに「にゃん♪」という声が出る。この声の主が、「初音ミク」などで知られる声優の藤田咲さんだという。確かにどこかで聞いた声だ。

 にゃウンド肉球には、「しろにゃんこ」「みけ」「グレーにゃんこ」「くろにゃんこ」「タイガー」の5種類があり、それぞれ「にゃん♪」「にゃーぁ♪」など鳴き声が微妙に異なる。また29(にくきゅう)回に1回の割合でシークレットボイスが出るオマケ付き。エポック社マーケティング部広報宣伝室の山口雄大氏によると、「シークレットボイスの内容は秘密です。ただ、全5種のうち何種類かは“猫の鳴き声以外のもの”になっています」。

photophoto エポック社の山口雄大氏(左)と「タイガー」の背面。ちゃんとトラ柄になっている(右)

さっそく肉球を“ぷにぷに”してみた

photo 手の出演は新人記者の乙女


 肉球以外の部分は、「東京おもちゃショー2008」などで寄せられた声をもとに、にゃんこの“毛並み”を再現した。「表面にフロッキー加工と呼ばれる特殊加工を施しています。フロッキー加工は、成形したプラスチックの上に接着剤を塗布して繊維を付着させるという方法で、シルバニアファミリーシリーズにも使われています」(山口氏)。

photo 左がフロッキー加工の通常版、右はプラスチック素材そのままのカプセル玩具版

 新たに追加されたカプセル玩具バージョンは、前述のフロッキー加工を省いてコストを抑えた廉価版となる。価格は300円と通常版のおよそ半分。こちらも5種類をラインアップしており、それぞれ異なる鳴き声を収録した。

 「カプセル玩具バージョンは、表面加工のほかにシークレットボイスも通常版とは異なります」(山口氏)。つまり、シークレットボイスは通常版と合わせて10種類。藤田咲さんの声をコンプリートするなら、通常版とカプセル玩具版の両方をそろえる必要がある。全国のにゃんこ好き諸君はがんばってほしい。

 そのほかの気になるスペックは下表の通り。

製品名 やみつき触感!にゃウンド肉球(通常版)
しろにゃんこ、みけ、グレーにゃんこ、くろにゃんこ、タイガー
電源 LR44×2個(テスト用電池付属)
パッケージ 台紙ブリスター、70(幅)×30(奥行き)×130(高さ)ミリ
対象年齢 6歳以上
価格 580円
発売日 9月末予定

製品名 プニっとやみつき!にゃウンド肉球(カプセル玩具版)
しろにゃんこ、みけ、グレーにゃんこ、くろにゃんこ、タイガー
電源 LR44×2個(テスト用電池付属)
パッケージ カプセル
対象年齢 6歳以上
価格 300円
発売日 8月中旬予定

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