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オンキヨー、ピュアオーディオの技術を導入したフラグシップAVセンター「TX-NA906X」

» 2008年08月04日 20時52分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは8月4日、AVセンターの新製品として、フラグシップモデルとなる「TX-NA906X」と「TX-SA806X」を発表した。NA-906Xは36万7500円、一方のSA806Xが26万2500円で、どちらも8月29日に発売する。

photo 「TX-NA906X」

 TX-NA906Xは、同社のピュアオーディオ技術を導入したという7.1チャンネル対応のAVセンター。グランド電位の安定化技術に加え、出力段にはハイエンドパワーアンプに採用されている3段インバーテッドダーリントン回路などの技術を投入。さらに回路レイアウトや内部パーツの最適化を進めている。「THX Ultra2 Plus」準拠。

 もちろんHDオーディオを含む各種サラウンドフォーマットをサポート。アンプ部は各チャンネル200ワット(定格、8オーム時)で、HDMI ver.1.3a対応のHDMI端子を入力×4、出力×2備えている。そのほかの映像入力は、D4×3、コンポーネント×3、S端子×6、コンポジット×6など。音声入力はデジタル×6にアナログ×10、さらにアナログ7.1チャンネルの入出力も装備している。

 HDMI接続では、主要メーカーのHDMI CEC対応テレビと連動できる「RI HD」機能を利用できる。また「HQV Reon-VX」ビデオプロセッサの搭載により、各種入力ソースを1080pまでアップスケーリング可能だ。

photophoto RI HDは、パナソニックのビエラリンク、東芝レグザリンク、シャープAQUOSファミリンクとの連係動作を確認済み(左)。1080pまでアップスケーリング可能な「HQV Reon-VX」(右)

 MP3、WMA、WAV、AACの音楽ファイル再生もサポート。LAN端子や本体のUSB端子を介してPCやUSBメモリと接続して楽曲再生が可能だ。その際、圧縮音楽ファイルをより高品位に再現するという「ミュージックオプティマイザー」も利用できる。

 外形寸法は、435(幅)×194(高さ)×458.5(奥行き)ミリで、重量は24.3キログラム。マクロ対応リモコンが付属する。

photo 「TX-SA806X」

 一方のTX-SA806Xは、各チャンネル180ワット(定格)の出力を持つ7.1チャンネル対応AVセンター。NA906Xと同様に4系統のHDMI入力と2系統の出力を持ち、ハイビジョンテレビとフロントプロジェクターなどの2Wayシアターにも対応する。

 HQV Reon-VXによるアップスケール機能や「THX Ultra2 Plus」準拠も上位モデルと同様。外形寸法も同じく435(幅)×194(高さ)×458.5(奥行き)ミリだが、重量は23キログラムとなる。マクロ対応リモコンが付属する。

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