米Adobe Systemsは9月23日、同社の主力製品であるデザイン用アプリケーションスイート「Adobe Creative Suite 4」製品ラインを発表した。出荷開始は10月を予定している。
Adobe Creative Suite 4(CS4)ファミリーのスイートは前バージョンのCS3と同じ6種類。これらスイートは構成によって、「Photoshop CS4」「Photoshop CS4 Extended」「InDesign CS4」「Illustrator CS4」「Flash CS4 Professional」「Dreamweaver CS4」「After Effects CS4」「Premiere Pro CS4」など、同社が提供するアプリケーションやツールの一部または全部を含む。
CS4では、プロジェクト内でメディアを自由に切り替え、作業が効率的に行えるようにしたという。またFlash技術の向上により、3Dアニメーションがより簡単に作成できるようになった。「Adobe Device Central CS4」により、CS4製品でデザインした携帯機器向けコンテンツを簡単にテストできるとしている。
またCS4 Production Premiumでは「Dynamic Link」が機能拡張され、After Effects CS4、Adobe Premiere Pro CS4、Soundbooth CS4、Encore CS4間でのコンテンツ移動が可能になった。
スイートに含まれる個々のソフトでも機能が向上している。例えばページレイアウトソフトInDesign CS4では、デザイナーが制作を進めながらリアルタイムで問題点を見つけ、修正を指示するための「Live Preflight」ツール、配置したファイルを検索、ソート、管理するための、カスタマイズ可能な「Links」パネルが追加された。
Photoshop CS4とPhotoshop CS4 Extendedには、画像のサイズを変更すると新しい寸法に合うように画像を自動的に調整する「Content-Aware Scaling」ツールが加わった。
予想小売価格は以下の通り。
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