ITmedia NEWS >
ニュース
» 2008年10月16日 08時51分 公開

ドラマティック家計簿:せこく戦え! 「節約戦士 おサイフセイバー」 (2/2)

[芹澤隆徳,ITmedia]
前のページへ 1|2       

――イケメンはともかく、一体どのように使うのでしょう?

 最初におこづかい日や給料日など基準になる日を設定して、金額を入力します。すると自動的に日割り計算をして、1日あたりいくらまで使うことができるか――その日の“予算”が表示されます。

 家計簿ですので、お金を使ったときは金額と出費の種類を入力していきます。出費は、食費や交際費、おしゃれ代など6種類に分けていますが、ペンでタッチするだけなので入力は簡単。お金を使うと1日の予算から引かれていき、予算をオーバーしてしまうと節約戦士はどんどん元気をなくしていきます。逆に黒字(予算を残している)なら元気になります。

photophoto 元気なおサイフセイバー(左)とそうではないおサイフセイバー(右)

 1日の締めくくりは、浪費三姉妹との戦いです。例えば節約イエロー(サラリーマンのお父さん、上司は浪費三姉妹の父親)に対して、浪費三姉妹は「父の世話になっているんだから何かごちそうして」などと攻撃してきます。元気のない節約戦士は戦いに負けてしまいますが、黒字の日は元気ですから、“必殺技”を繰り出して浪費三姉妹の誘惑を撃破できます。

――必殺技とは?

 お店のポイントを活用したり、ネットを駆使してデート代を抑えたり、飲み会をパスしたり……。

――せこい必殺技ですね

 せこい勝ち方をします。

 黒字を出して、節約戦士が勝つとドラマが進展します。悪の浪費三姉妹がしかけてくるさまざまなワナに節約戦士たちは打ち勝つことができるか。それは“やりくり”次第で決まるのです。

――ターゲットユーザーを教えてください

 主に20歳代の男女です。ATMでお金をおろすと、なんとなく使い切ってしまって、なぜかお金がたまらないという人が多い。昨年、Yahoo! JAPANが実施したアンケートでは、「今年やりのこしたこと」の1位が「貯金」だったそうです。

 それなら楽しい家計簿を使ってみたらどうでしょう。節約というとネガティブなイメージを抱きがちですが、遊びながら節約できれば、日々の出費を抑えられるかもしれません。今回の製品もコンセプトは「人生銀行」と同じです。

 試作機をテストしてもらった女性に話を聞くと、以前はファッション誌などが大好きで、あまり考えずにどんどん購入していたそうですが、おサイフセイバーで今日の「予算」が残り200円などと表示されているのを見て意識が変わってきたそうです。お金から目をそらさなくなり、出費を抑える気持ちが強くなったと言っていました。

photo タカラトミー商談会の会場を訪れた森永氏

――ところで、先ほどからうろうろしている段ボール箱をかぶった方々は何者でしょう。浪費家の下っ端ですか?

 モリナガ君たちですね。今回は経済アナリストで「年収300万円時代を生き抜く経済学」(知恵の森文庫刊)などの著書がある森永卓郎さんに開発時からアドバイスをいただき、そのつながりでマーケティングでも協力していただけることになりました。

 発売の際は、お店にモリナガ君たちがおじゃまして「遊びの力で経済対策」というコンセプトを訴えてくれます。「節約戦士 おサイフセイバー」は4410円で12月27日に発売します。

――その4410円も節約してみたり(ぼそ)

 生活防衛には初期投資も必要ですし。飲み会を1回パスすれば問題ないかと思われます。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.