撮像素子には、APS-Cサイズの有効1020万画素CCDを搭載する。画質は、彩度とシャープネスがほどよく強調されていて見栄えがいい。連写は秒間3.5コマで、JPEG/最高画質なら5コマ、RAWなら4コマまでで途切れずに撮影できる。
残念なのはライブビュー機能を持たないこと。また、AFでピントを合わせた際に、電子音が鳴り、ファインダー下部に合焦マークが表示されるが、ファインダー画面上にスーパーインポーズが表示されない点も、慣れるまでは違和感がある。
とはいえ、それ以外に大きな不満や不都合はなく、低価格のスナップ向きデジタル一眼レフとして、画質にも操作性にも満足できた。以下の作例は、広角単焦点レンズ「DA21mm F3.2AL Limited」とキットに付属する標準ズーム「DA L 18-55mm F3.5-5.6AL」で撮ったもの。
キットレンズは、「K200D」などの従来製品のキットレンズと光学系は同じだが、AFとMFのワンタッチ切り替え機能を省き、マウント部の材質を変更するなどして軽量化している。小型ボディながら、しっかりとしたグリップがあるので、レンズ装着時のバランスは良好だ。
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