ITmedia NEWS >

AV機器としてのコダワリに満ちたBDレコーダー、パイオニア「BDR-WD900」BD/DVDレコーダー特集(1/6 ページ)

» 2008年11月21日 12時23分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
photo 「BDR-WD900」は、ほぼ黒一色の印象的なデザイン。AV機器らしさとともに同社のプラズマディスプレイ「KURO」シリーズとのマッチングが考慮されている

 パイオニアが10月に発売したBlu-ray Discレコーダーが、「BDR-WD900」「BDR-WD700」の2製品だ(→発表記事)。アナログ放送世代のDVDレコーダーではメジャープレーヤーの一角だった同社だが、ハイビジョンレコーダーはこれまでDVDドライブ搭載機のみ。BDレコーダーの発売はこれが初となる。

 2製品はHDD容量だけが異なる姉妹製品で、BDR-WD900が1Tバイト、BDR-WD700が500GバイトのHDDを搭載している。自社製のBDドライブは1層/2層のBD-R/BD-RE、DVD-R/DVD-R DL/DVD-RWメディアへのダビングに対応し、再生ではさらにDVD-RAMとDVD+R/DVD+RW(ファイナライズ済みのビデオフォーマット)にも対応する。2系統のデジタルチューナーと1系統のアナログチューナーを搭載しており、デジタル+デジタル、アナログ+デジタルの2番組同時録画が可能だ。またMPEG-4/AVC録画もサポートしており、BDレコーダーでは主流のダブルチューナータイプとしてトレンドはしっかり抑えた。なお、今回のBDレコーダーは、業務資本提携しているシャープとの共同開発となっており、基本コンポーネントは共通だ。

 デザインはいかにも同社らしい。フロントカバーまで含めてほぼ光沢のある黒一色に統一されており、インジケーター類は輝度を抑えて決して目立ちすぎないように配慮している。時計や再生時間の表示は電源オフ時に無効にできることはもちろん、常時表示無効にすることも可能だ。存在感をあえて主張しないという点は、AV機器として重要なポイントといえる。

photophoto フロントパネルは左側だけが開き、B-CASカードスロット、i.LINKポート(TS入出力、HDV入力対応)、USBポートを装備(左)。DVD-RAMの再生にも対応するがカートリッジには対応しない(右)
photo 前面のインジケーターは明るさをあえて抑えている。4デジットの液晶パネルは時間、チャンネル、再生位置などをシンプルに表示する

 リモコンもKUROシリーズと統一されたデザインで、横幅が狭くスリムでヘアライン加工を取り入れるなどデザインにも凝ったもの。カバー内ボタンなどは採用せず、ボタン数はかなり多いが、ボタンサイズにメリハリを付け上部に主にチューナー操作、下部に再生/録画系のボタンを集中するといった配慮もされている。ファミリーユースがメインになる製品ではないだろうから、これはこれで良いのだろう。

photophoto リモコンは片手操作を意識したスリムタイプ。その分ボタンサイズは小さめ(左)。付属のHDMIケーブル。高価な製品ではないと思うが、決して安物でもなさそうだ。付属しているだけ親切(右)

 付属品として、AVケーブルに加えてHDMIケーブルが付属する点もちょっと珍しい。とくに高価なHDMIケーブルというわけではなさそうだが、ほとんどのメーカーは一般的なAVケーブル(コンポジットビデオ+アナログステレオ音声)しか付属せず、無駄になってしまうことも多い。どうせ付属するなら、使われる可能性の高いものにしてほしいから、他社も見習ってほしい部分といえる。

photo 背面にはS端子付きのAV入力2系統、出力はS端子付きAV出力、D端子+アナログオーディオ、HDMIで計3系統を備えている。デジタル音声出力は光と同軸の両方に対応する。i.LINKは背面にも備えている。ほぼ全てが酸化に強い金メッキされている点はAV機器メーカーとしてこだわった部分だろう。排気ファンは1つだ
       1|2|3|4|5|6 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.