BD/DVDレコーダー特集
AV機器としてのコダワリに満ちたBDレコーダー、パイオニア「BDR-WD900」(1/6 ページ)
パイオニアが10月に発売したBlu-ray Discレコーダーが、「BDR-WD900」「BDR-WD700」の2製品だ(→発表記事)。アナログ放送世代のDVDレコーダーではメジャープレーヤーの一角だった同社だが、ハイビジョンレコーダーはこれまでDVDドライブ搭載機のみ。BDレコーダーの発売はこれが初となる。
2製品はHDD容量だけが異なる姉妹製品で、BDR-WD900が1Tバイト、BDR-WD700が500GバイトのHDDを搭載している。自社製のBDドライブは1層/2層のBD-R/BD-RE、DVD-R/DVD-R DL/DVD-RWメディアへのダビングに対応し、再生ではさらにDVD-RAMとDVD+R/DVD+RW(ファイナライズ済みのビデオフォーマット)にも対応する。2系統のデジタルチューナーと1系統のアナログチューナーを搭載しており、デジタル+デジタル、アナログ+デジタルの2番組同時録画が可能だ。またMPEG-4/AVC録画もサポートしており、BDレコーダーでは主流のダブルチューナータイプとしてトレンドはしっかり抑えた。なお、今回のBDレコーダーは、業務資本提携しているシャープとの共同開発となっており、基本コンポーネントは共通だ。
デザインはいかにも同社らしい。フロントカバーまで含めてほぼ光沢のある黒一色に統一されており、インジケーター類は輝度を抑えて決して目立ちすぎないように配慮している。時計や再生時間の表示は電源オフ時に無効にできることはもちろん、常時表示無効にすることも可能だ。存在感をあえて主張しないという点は、AV機器として重要なポイントといえる。
リモコンもKUROシリーズと統一されたデザインで、横幅が狭くスリムでヘアライン加工を取り入れるなどデザインにも凝ったもの。カバー内ボタンなどは採用せず、ボタン数はかなり多いが、ボタンサイズにメリハリを付け上部に主にチューナー操作、下部に再生/録画系のボタンを集中するといった配慮もされている。ファミリーユースがメインになる製品ではないだろうから、これはこれで良いのだろう。
付属品として、AVケーブルに加えてHDMIケーブルが付属する点もちょっと珍しい。とくに高価なHDMIケーブルというわけではなさそうだが、ほとんどのメーカーは一般的なAVケーブル(コンポジットビデオ+アナログステレオ音声)しか付属せず、無駄になってしまうことも多い。どうせ付属するなら、使われる可能性の高いものにしてほしいから、他社も見習ってほしい部分といえる。
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