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USB HDDへ録画できる小型地デジチューナー「ハイビジョンロクラク Slim」

» 2008年12月18日 14時44分 公開
[ITmedia]
photo 「ハイビジョンロクラク Slim」

 日本デジタル家電は12月18日、USB経由での録画機能を備えた地上デジタルテレビチューナー「ハイビジョンロクラク Slim」を12月19日より販売開始すると発表した。仕様の異なる「タイプA」「タイプD」「タイプL」の3種類が用意され、価格はHDMI非搭載のローコストモデル「タイプA」が3万1290円、HDMI搭載/インターネット接続機能非搭載のスタンダードモデル「タイプD」が4万1790円、全機能を備えた最上位モデル「タイプL」が8万3790円。

 ハガキサイズのボディに地上デジタルチューナーを搭載、コンポジット/D3/HDMIから映像を出力できるほか、USBを備えており、USB HDDを接続して録画を行うこともできる。また、PC接続時にはPCで再生された映像をコンポジット/D3/HDMIを利用してテレビなどへ映し出すメディアプレーヤーとしても機能する。USB HDDは2テラバイト/200タイトルまでに対応する。

 最上位製品のタイプLはUSB HDDの複数接続にも対応しており、録画データのディスク間移動(ムーブ)も行える。ダビング10にも後日のファームウェアアップデートで対応する予定であり、対応した場合、USB HDD間でのダビングも可能となる。今後はキーワードによる番組検索録画予約機能、インターネット番組情報連係機能、メールによる録画予約、PCへの直接録画などがアップデートで実装される予定。なお、タイプLは直接インターネットへ接続してファームウェアの更新が行えるが、タイプA/Dはインターネット接続機能を持たないため、PCなどを介する必要がある。

 タイプA/D/L間では機能差が設けられているが、ハードウェアの仕様としては共通しているため、販売される有料ファームウェアを購入すれば、タイプAからD、タイプDからLへと機能を拡張することもできる。なお、タイプLは先着100名に限りタイプDと同じく4万1790円で販売される。

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