お気に入りの音楽がタップリと詰まったiPod。これを通勤や通学だけで使うのはもったいない。そこで便利なのが簡単に接続できるiPod用スピーカーだ。最近では各メーカーのラインアップが充実してきたほか、FM/AMラジオやアラームなどさまざまな機能を搭載したモデルも増えている。ここからは、多機能から超お手軽まで今注目のiPod用スピーカーを紹介しよう。
ハーマンインターナショナルが販売する「MX100」は、JBL製のiPod対応一体型オーディオユニット。光沢のある488(幅)×252(高さ)×194(奥行き)ミリのボディに、着脱式のiPod Dockやスロットローディング式のCDプレーヤー、FMラジオなどを搭載。
音質面では19ミリ径のチタンラミネートツィーターと125ミリ径のパルプコーンウーファーを組み合わせた2ウェイシステムスピーカー、総合出力60ワットのCLASS Dデジタルアンプにより、低音から高音まで美しく臨場感あふれるサウンドを実現している。そのほか、ステレオミニ入出力/RCA入力/S/PDIF入力/サブウーファー用ステレオミニ出力、iPod映像出力用のSビデオ/コンポジットなども搭載する。
製品名 | JBL MX100 |
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メーカー(販売元) | ハーマンインターナショナル |
価格 | オープンプライス(実売想定価格:9万8000円前後) |
ティアックの「Reference 200」は、CDレシーバー「CR-H228i」および2ウェイスピーカー「LS-H240」で構成されたミニコンポーネントシステム。本体となるCDレシーバーのCR-H228iにはアンプ/CDプレーヤー/AM・FMチューナーを搭載しており、CD-R/RWに記録したMP3/WMAファイルの再生が可能だ。
iPodとは付属のiPod用ドッキングステーションで接続し、音楽再生や充電のほか付属リモコンを使った各種操作も行える。内蔵アンプの実用最大出力は30ワット×2だ。一方のLS-H240は、25ミリ径ドームツイーターと130ミリ径ホワイトカーボンコーンウーハーを搭載した2ウェイスピーカーユニット。こちらの最大許容入力は50ワットとなっている。
製品名 | Reference 200 |
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メーカー | ティアック |
価格 | CR-H228i:5万2500円/LS-H240:2万1000円 |
マランツの「IS301」は、BluetoothによりiPodの音楽を離れた場所で楽しめるワイヤレスDock。送信部(ハンドセット)と充電部(ベースユニット)、受信部(エクステンダー)で構成されており、ハンドセットとエクステンダーをBluetoothでワイヤレス化。ベースユニットのDockコネクタに取り付けたiPodの音楽を、別の場所に設置したAVアンプなどで楽しめる。
BluetoothはVer2.1+EDRで、プロファイルとしてA2DPとAVRCPに対応。ハンドセットからは同社製アンプの操作が行えるほか、A2DP対応の携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーに対してエクステンダー経由で音楽のワイヤレス送信も可能となっている。
製品名 | IS301 |
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メーカー | マランツ |
価格 | 2万6250円 |
ロックリッジサウンドジャパンの「VTS-384」は、本格的な真空管アンプを内蔵したiPod用スピーカー。片チャンネルに3本、計6本の真空管を使用しており、前段(ドライバー段)と出力段(パワー段)すべてが真空管のフルアナログ構成を実現。これにより、既存のiPod用真空管アンプに比べ、最大出力と低域の再現能力がレベルアップしているという。
定格出力は4ワットで、再生周波数特性は10Hz〜100KHz(+0dB、ー5dB)。iPodとの接続には天板部分のDockコネクタを使用し、付属のリモコンから操作が行える。また、ライン入出力/ヘッドフォン出力/スピーカー出力/USB端子も備えており、iPod以外のオーディオプレーヤーやパソコンとの接続が可能だ。
製品名 | VTS-384 |
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メーカー | ロックリッジサウンドジャパン |
価格 | オープンプライス(実売想定価格:7万〜8万円前後) |
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